映画『モンスターズ・ユニバーシティ』で描かれる学生社交クラブフラタニティとソロリティ

『モンスターズ・ユニバーシティ』は『モンスターズ・インク』のマイクとサリーが大学生の頃の物語です。二人の大学時代で描かれていたのはアメリカの大学にある社交クラブでの出来事でした。ここでは日本の大学にはないアメリカの大学の独特の文化フラタニティについて調べてみました。

『モンスターズ・ユニバーシティ』作品情報

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タイトル	モンスターズ・ユニバーシティ（Monsters University）
監督	ダン・スキャンロン
公開	2013年7月6日
製作国	アメリカ
時間	1時間44分

Rotten Tomatoes

あらすじ

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「いつか必ず、怖がらせ屋になるんだ！」幼い頃からの夢を叶えるため、マイクはモンスターズ・ユニバーシティの怖がらせ学部に入り、猛勉強に励むことに。

そこで出会ったのは怖がらせの才能に恵まれたサリー。

見た目も性格も全く違うふたりが、いかにして最強の怖がらせ屋コンビになったのか？

（出典：https://www.disney.co.jp/studio/animation/1174.html）

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学生社交クラブとは？

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マイクとサリーが怖がらせ学部から追い出されてしまい、復活するために参加したのが社交クラブの「怖がらせ大会」でした。

社交クラブに参加していることが条件のため、マイクはウーズマ・カッパへ入会し「怖がらせ大会に参加することにしました。
同じく復活をかけてマイクと同じウーズマ・カッパへ入会しました。

サリーは最初はロアー・オメガ・ロアーに入会していましたが、怖がらせ学部から追い出されたためにロアー・オメガ・ロアーからも退会させられていました。

マイクとサリーが怖がらせ学部復活のために参加した社交クラブ。
この社交クラブが日本にはない習慣ですが、アメリカの大学などでは大学生活に欠かせないものでもあります。

マイクが最初社交クラブに入会していなかったように全員が参加しなくても良いものですが、中には有名な社交クラブに入ることを楽しみにしている学生もたくさんいます。

男子学生の社交クラブを「フラタニティ 」女子学生の社交クラブを「ソロリティ」と呼びます。
彼らは各クラブの仲間を兄弟や姉妹と呼び、強い絆で結ばれているのです。

社交クラブの特徴

社交クラブはボランティアや地域社会とのコミュニティなどをメイン行なっていますが、映画などで描かれる社交クラブは学生のパーティ三昧の生活が描かれることが多いです。

『モンスターズ・ユニバーシティ』の中では、ロアー・オメガ・ロアーがTシャツを売ってチャリティ活動を行なったりまた夜はみんなでパーティを行なっている様子が描かれていました。

各クラブソロぞれ特徴があるのですが、どの大学にも優秀な社交クラブが存在します。
みんな入りたいと思うのですが、誰でも入れるわけではないクラブなのです。
『モンスターズ・ユニバーシティ』の中ではロアー・オメガ・ロアーがそのクラブになります。
映画の中でも最高の男子社交クラブで、会員はエリートだけだとサリーが言っていました。
サリーも最初はそんなロアー・オメガ・ロアーに入っていたのでした。

それ以外の社交クラブの特徴としては、基本クラブの名前にはギリシャ文字が使用されます。
ロアー・オメガ・ロアーではオメガがギリシャ文字です。

マイクやサリーのいたウーズマ・カッパや2回戦の図書館の戦いで敗退したスルグマ・スルグマ・カッパ、ソロリティのパイソン・ニュー・カッパはカッパがギリシャ語です。

一回戦でズルをして敗退したジョーズ・シータ・カイのシータ、ゴス系のエータ・ヒス・ヒスのエータもギリシャ語で、各クラブともギリシャ語が使われていました。

さらに各クラブとも入会に当たって儀式が行われるのも特徴です。
ウーズマ・カッパでもマイクとサリーの入会の儀式が行われていました。
基本的にこの儀式では仲間に忠誠を誓うのです。