映画『新・男はつらいよ』第4作目あらすじとネタバレ 寅さんの恩義

今回の寅さんは、いつもお世話になっているおいちゃんとおばちゃんにお礼をしようとしたことから始まります。競馬で当てたお金で旅行にいくはずが。。。いつも冷たく接してしまうおいちゃんとおばちゃんに寅さんなりに恩を返そうとした物語でした。

目次

『新・男はつらいよ』作品情報

タイトル 新・男はつらいよ
監督 小林俊一
公開 1970年2月27日
製作国 日本
時間 1時間32分

『新・男はつらいよ』あらすじ


新・男はつらいよ HDリマスター版(第4作)

(引用:MIHOシネマ

寅さん流家族孝行

© 松竹株式会社

いつも迷惑をかけているおいちゃんとおばちゃん。
寅さんはいつか二人に恩返しがしたいと考えていました。

でも寅さんにはお金がありません。
そこで寅さんが考えたのは、競馬でした。

ワゴンタイガーという馬に頭を下げてお願いした寅さん。
寅さん曰く、
ワゴン=車・タイガー=虎・・・車寅次郎ということで寅さんと同姓同名だそうです。

寅さんの熱い思いが通じたのかまさかの大穴を当てた寅さん。

大金を持って柴又に帰ってきました。
名古屋から東京までタクシーで。
料金は2万9000円。

寅さんはついに念願の孝行をするために、おいちゃんとおばちゃんをハワイに連れて行こうとしたのでした。

ここまでは順調だったのですが、なんと寅さんの旅行代金は持ち逃げされてしまいました。

寅さんかわいそう。。。

弟分の登の登場

© 松竹株式会社

第1作目と第2作目で寅さんの弟分だった登。
寅さんに憧れて一緒にテキ屋をしていた登が堅気になって戻ってきました。

登は旅行会社に勤めています。
寅さんはハワイ旅行を登の会社にお願いするのですが、これが事件の始まりまでした。

なんと登の務める会社の社長が、寅さんのお金を持ち逃げしてしまったのでした。

みんな祝福されながら空港に向かっため、行けなかったとは言えない寅さん。
しばらく「とらや」に隠れていますが、結局はバレてしまうのでした。

マドンナ

© 松竹株式会社

4作目のマドンナは幼稚園の先生春子を演じた栗原小巻です。

寅さんのいない間に寅さんの部屋に下宿するようになった春子。
寅さんはもちろん一目惚れしてしまいます。

幼稚園に一緒に出かけて子供達に混じって遊戯をしたり踊ったりしています。
春子が父の死にショックを受けている時は、春子を外に連れ出し元気付けます。

いつになくいい雰囲気の寅さんと春子。

しかし春子にはやっぱり恋人がいたです。
事実を知って落ち込んだ寅さんはまた旅に出かけたのでした。

まとめ

今までの「男はつらいよ」シリーズよりもほのぼのした展開の『新・男はつらいよ』。

柴又のみんなの温かい雰囲気が描かれていて、みんなの日常を見ることができます。

見栄っ張りだけど恩を忘れない寅さん。

寅さんのアロハシャツ姿も見ることができます。

 

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朝日新聞版 寅さんの伝言 (らくらく本)
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栗原小巻『新男はつらいよ』ポスタ-
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