映画『バンテージ・ポイント』あらすじとネタバレ ラストに待っているどんでん返し


スペインの広場で起こったアメリカ大統領暗殺事件。その時現場ではないが起こっていたのか?それぞれの視点でしか分からない事実。何度も繰り返されるシーンが繋がり最後に真実がわかります。

『バンテージ・ポイント』作品情報

タイトル バンテージ・ポイント(Vantage Point)
監督 ピート・トラヴィス
公開 2008年3月8日
製作国 アメリカ
時間 1時間30分

Rotten Tomatoes

『バンテージ・ポイント』あらすじ


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スペインのマヨール広場で演説をしていたアシュトン米大統領が、何者かに狙撃される。

現場が混乱するなかでシークレットサービスのバーンズは、テレビ局が捉えた映像、警備にあたっていた地元刑事の証言、見物人のビデオカメラなどから犯人の特定に挑むが。

(出典:https://video.unext.jp/title/SID0016447)

スペインの広場での演説に現れたアメリカ大統領。
彼を守るためにシークレットサービスのバーンズは任務についています。

広場の前のホテルに不審な動きを見つけたバーンズは、部屋を調べるように指示を出します。
部屋の不審な動きは扇風機でカーテンが動いているだけでした。

バーンズが安心したその時、大統領が何者かによって射撃されてしまったのです。

驚き慌てるバーンズ。
彼は観光客やテレビ局の映像を見ながら、真実を見つけ出すのでした。

それぞれの視点で描かれた1つの事件

『バンテージ・ポイント』の特徴は何度も同じシーンを、それぞれの視点で何度も繰り返すことです。
Vantage Pointとは「観点」と言う意味です。
この映画は同じ事件をそれぞれの観点から描いているので、同じ事件でも見え方が違います。

テレビ局

出典:IMDb

まず最初の視点はテレビ局のスッタフの視点です。
スペインの広場で中継をしているテレビ局。
現場から生中継で放送しています。

スタッフは中継車の中でいくつかのモニターを見ながら指示を出していました。
そして事件が起こります。

スタッフ達は外の状況は分かりません。
彼女達はモニターを通してみる世界でしか、外の出来事を知ることができませんでした。

シークレット・サービス

出典:IMDb

1年前に大統領を暗殺事件から守り、復帰したばかりのバーンズ。
1年前の事件のトラウマが残っている彼は、周囲の動きに過剰に反応してしまいます。

カーテンの動きが気になって見つけたのも彼です。
それでも事件は起きてしまいます。

バーンズは観光客が撮っていたカメラを見ます。
そこで次の爆発に気がつきますが、防げませんでした。

今度はテレビ局の映像を調べます。
そこで彼はとんでもない事実に気がついたのでした。

地元警察

出典:IMDb

スペインの市長を守るために現場にやってきた地元の警察官。
セキュリティーチェックを立場を利用してうまく通り、1人の女性ヴェロニカに近づきます。

その女性は彼が愛している女性ですが、他の男性といるところ目撃します。
ヴェロニカに理由を問い詰めますが、うまくはぐらかされしまった警察官。

その後、ヴェロニカに荷物を渡し、広場の前の方に移動しました。

大統領が撃たれた後、大統領に近づこうとしますがバーンズによって止められます。
彼はその時、ヴェロニカの行動を見てしまいます。

荷物を投げるヴェロニカ。
そしてそこで初めて自分がはめられたことに気がついたのです。

ヴェロニカは爆弾で彼も殺そうとしていたのでした。

観光客

出典:IMDb

家族と離れ1人スペインに旅行に来ていたハワード。
彼はビデオカメラで街を録画しながら、観光していました。

大統領の到着前に女の子とぶつかったハワード。
女の子のことを気にしながらも大統領の到着を録画し続けます。

そして事件が起きます。
自分も爆破に巻き込まれながらも録画を続けるハワード。

母親とはぐれたさっきの女の子アンを助けた後、逃げる男を追って追いかけました。

大統領

出典:IMDb

スペイン広場の演説に向かおうとしている大統領。
そこに脅迫が入ったことを知らされ、広場には向かわずホテルに戻ります。

広場に向かったのは替え玉だったのです。

ホテルに戻り広場の中継をテレビで見ている大統領。
そこで暗殺の現場を目撃します。

しかもホテルの入口でも爆発が起こります。

大統領の安全を確保しようとしている時、部屋に男が突入してきます。
そして大統領が拉致されてしまったのでした。

実行犯の1人

出典:IMDb

ヴェロニカ含む犯人に脅されている男ハビエル。
ヴェロニカに話しかけているところを、地元警察の男に見られ勘違いされてしまいます。

実は彼はヴェロニカ達に弟を誘拐され、テロに参加させられていたのでした。
ヴェロニカと別れたハビエルは、大統領が戻ったホテルに向かいます。

彼らは大統領がホテルに戻ったことも全て知っていたのでした。

そして指示通り大統領の部屋に入り、大統領を連れ出したハビエル。
彼はその後、弟の受け渡し場所に向かいます。

犯行グループのボス

出典:IMDb

今回の事件の犯人グループのボス。
彼は全てを入念に計画していました。

部下達に的確に指示を出し、計画通りに実行していきます。
しかし少しずつ歯車が狂い始めます。

死ぬはずだった地元警察の男が生きていたこと。
バーンズにシークレットサービスのテーラーが裏切ったことを知られてしまうこと。
連れ去った大統領が意識を取り戻したこと。

そして車の運転中の目の前に女の子が現れたこと。

最後は女の子を避けようとして車は横転してしまいました。

ラストに待っていたのは

出典:IMDb

犯人達の集合場所はゲートの下でした。
犯人を追いかけるバーンズもゲートの下に向かっています。

地元の警察の男を追いかけたハワードも同じです。

しかしそこにハワードが助けたはずの女の子が母親を探してやってきていました。

そのアンの先には犯人たちの乗った救急車が突っ込んできます。

慌ててハンドルを切った救急車はそのまま横転し、アンに迫ってきます。
それを助けたのは、ハワードでした。

そして横転した救急車から大統領を助け出したのは、追いかけ続けたバーンズでした。

その場にいた色んな人の視点で描かれた物語が、最後に1つに繋がります。
そして事件の全貌がその時に初めて見えたのでした。

まとめ

色んな人の視点から1つの事件を捉えた『バンテージ・ポイント』。

目の前で起きていることでも、立場が違えば見え方が異なってくるのです。

それを何度も同じシーンを繰り返す演出と、少しづつ真相に近づく展開で観客を引きつけた映画でした。

激しいカーアクションも見どころの1つです。

 

 

 

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