1999年に公開された『ファイト・クラブ』。公開当時はかなり批判された映画でもありましたが、いまではカルト映画の代表格と言われている作品です。消費社会の現代だからこそ今見ると、ブラットド・ピット扮するタイラー・ダーデンとの言葉が身に沁みるはずです。
『ファイト・クラブ』作品情報
タイトル | ファイト・クラブ(Fight Club) |
監督 | デヴィッド・フィンチャー |
公開 | 1999年12月11日 |
製作国 | アメリカ |
時間 | 2時間19分 |
Rotten Tomatoes
『ファイト・クラブ』のあらすじ
何不自由のない生活を送っている主人公の男性。
高級マンションに住み、ブランドの洋服を着てイケアの家具を揃えたカタログのような生活を送っています。
しかし、精神的には満たされることはありません。
自分の生活に恐怖を感じ始めた主人公は、不眠症に陥ってしまいました。
ガン患者のグループセラピーにニセ患者として参加し、死をまじかに感じる人を見ることで感きわまることができ、不眠症を解消することができます。
しかし同じように色んなセラピーに参加している女性マーラと出会ったことで、また不眠症になってしました。
不眠症を患ったまま主人公の男性は、仕事で色んな都市へ出張に出かけます。
そんある日、飛行機の中で隣の席に座ったタイラー・ダーデンと知り合います。
バーでんだあとにお互いに殴り合ったことで生きていることを感じた主人公。
次第にタイラーとの生活で、本当の自分自身を取り戻し始めたのでした。
そして2人は「ファイト・クラブ」というものを作ったのです。
ブラッド・ピット演じるタイラー・ダーデンの正体は?
主人公に何度も消費社会に脅されていることをツアてるタイラー・ダーデン。
ついには主人公に痛みを感じさせるため。彼の手の甲に火傷をおわせます。
最初はタイラーといることで生きている実感を得ていた主人公ですが、次第にタイラーの存在が主人公自身を苦しめてしまいます。
果たしてタイラー・ダーデンとは何者なのでしょうか?
彼が姿を消した後、彼を探す主人公。
彼の行き先を追いかけながら、ついにタイラーの正体に気がつきます。
タイラーは自分自身だったのです。
タイラーは自分自身がなりたかった姿で、自分が作り出した人物だったのでした。
だんだん、ブラッド・ピット演じるタイラーに飲み込まれそうになっていく、本当のタイラー。
彼は想像上の自分を消す方法を見つけ出しました。
『ファイト・クラブ』の監督デヴィッド・フィンチャー
『ファイト・クラブ』の監督はデヴィッド・フィンチャーです。
彼は『ファイト・クラブ』を作る前に、『ファイト・クラブ』の元に当たる作品を作っていました。
・セブン
・ゲーム
彼はこの2作品でも、生きることの意味、戦うことの意味を問いかけた作品を作っていました。
『ファイト・クラブ』の中でブラッド・ピット扮するタイラーがカメラ目線で視聴者に語ります。
「職業がなんだ。財産がなんの評価に?車も関係ない。人は財布の中身でも、ファッションでもない。お前らはこの世のクズだ」と。
その怒りのあまり画面が横に揺れるほどです。
これが『ファイト・クラブ』を通して、デヴィッド・フィンチャー監督が私たちに伝えたかったことなのです。
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(2018年12月現在)
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