ザ・シンプソンズ シーズン13第18話「怒れる父の逆襲」は、学校でアニメターの話を聞いたバートは漫画を描くことに。悩むバートにアドバイスをしたのは、あのアメコミ界の巨匠スタン・リーでした。しかも声優はなんと本人自身。アニメになったスタン・リーの暴走を堪能できるエピソードです。
シーズン13第18話「怒れる父の逆襲」
タイトル | I am Furious Yellow |
シリーズ | シーズン13 エピソード18 |
監督 | Jim Reardon/Chuck Sheetz |
放送 | 2002年4月28日 |
スタン・リー登場
学校に人気アニメーターの話を聞いたバートは、早速アニメを描くことに。
「デンジャーマン」というタイトルの漫画を描いたバートはその出来に満足し、漫画をコミックブック・ストアに持っていきます。
しかし店員の反応はイマイチ。
するとそこに「私がみてやろう」とアメコミ界の巨匠スタン・リーがやってきたのです。
スタン・リーの登場にはさすがのバートも驚いています。
ちなみにこのスタン・リーの声を演じたのはご本人スタン・リーなんです。
彼は店に入るなりライバルのDCコミックスの『スーパーマン』を隠すように、その前にマーベル・コミックの『X-メン』を起きます。
また、後半ではバットマンのフィギュアを買おうとしている子供に、無理やりザ・シングを買わせようとしていました。
(ザ・シングとは『ファンタスティック・フォー』に登場する岩のようなキャラクターです。)
そんなスタン・リーはバートの漫画を読んで、「努力する価値はある」とアドバイスを送ります。
その言葉を聞いたバートは、諦めずに漫画を書き続けることにしたのでした。
漫画「Angry Dad」
スタン・リーからアドバイスをもらったバートは諦めずに漫画を描き続けます。
題材を探し続けるバートでしたが、彼はいつも怒っている父親を見て彼をメインキャラクターにして漫画を描くことに決めます。
漫画のタイトルは「Angry Dad」(バクハツオヤジ)。
その日からバートは父親を観察し続け、ついに1冊の漫画を描き上げたのでした。
友人からも評判の「Angry Dad」は、コミックブック・ストアでも売ってもらえるように。
さらになんとアニメ化する話まで舞い込んできたのでした。
これに怒ったのが父親ホーマー。
アニメのキャラクターにされてしまい、さらに家族からは「短気すぎ」「怒りっぽい」と避難されてしまいます。
そこでホーマーは怒らないことを決意します。
すると今度はバートが漫画のネタが無くなり困ってしまいます。
バートはなんとか父親を怒らせようと罠を仕掛けます。
その罠の最後は緑色のペンキの中にホーマーが落ちるという仕掛けになっていました。
さすがにこれには怒ったホーマー。
緑色の体で怒りを爆発させ叫びながら暴れる姿はまさしくハルクのようで、「超人ハルクだ」と叫ばれていました。
まとめ
マーベル・コミックの巨匠スタン・リー自身がスタン・リーの声を演じたザ・シンプソンズ シーズン13第18話「怒れる父の逆襲」。
必死にマーベル・コミックやマーベルのキャラクターを売り込む、意外なスタン・リーを見ることができます。
さらに最後にはハルクまで登場し、アメコミづくしのエピソードになっていました。