映画『プリティ・ウーマン』を楽しむためのトリビア5選

1990年に公開され世界中で大ヒットした映画『プリティ・ウーマン』は、主演のジュリア・ロバーツが大スターの仲間入りを果たした作品でもあります。

今回はそんな映画『プリティ・ウーマン』の製作裏話、トリビアを5つ紹介したいと思います。

目次

『プリティ・ウーマン』作品情報

タイトルプリティ・ウーマン(Pretty Woman)
監督ゲイリー・マーシャル
公開1990年12月14日
製作国アメリカ
時間1時間59分

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『プリティ・ウーマン』トリビア

タイトル『3000』

実は『プリティ・ウーマン』の最初のタイトルは『3000』となっていました。

これは、ヴィヴィアンとエドワードの6日間の契約が3000ドルということもあり、劇中でも何度か3000ドルという言葉が出てくることもあって、製作陣は最初映画のタイトルを「3000」と考えていました。

しかし、タイトルだけだとその内容が伝わりにくく、またタイトルをみて未来のお話(西暦3000年)と勘違いする人もいたので、「3000」というタイトルは没になりました。

今思うと没になってよかったと思いますし、もし元のタイトルだったらここまでヒットしていなかったのではとも思ってしまいます。

朝食のパン

一夜を共に過ごしたヴィヴィアンとエドワードでしたが、翌日エドワードはヴィヴィアンのために全種類のメニューを注文してあげます。

起きてきたヴィヴィアンは嬉しそうにクロワッサンと手に取りエドワードを話を始めますが、その後のショットではヴィヴィアンが食べていたのは、パンケーキに変わっていました。

これは編集のミスですが気が付かずにそのまま繋げてしまったようで、監督はのちに「物語が良ければそれでいい」と笑いながら弁解していました。

よくみないと気づかないシーンなので、ぜひ目を凝らしてヴィヴィアンの手元に注目してみてください。

足元

先ほどのパンに続いてもう1つ編集のミスについて触れると、映画の中盤エドワードは会社を休みヴィヴィアンと公園でのんびり過ごします。

この時、寝転がったエドワードの靴をヴィヴィアンは脱がせ裸足にするのですが、なぜか次のショットではエドワードは靴下も靴も履いていました。

これも明らかなミスなのですが監督は「パン」の時と同じ弁解をしています。

こちらは「パン」と違って気が付きやすいミスだと思います。

ネックレス

映画の中盤でエドワードはヴィヴィアンと素敵なデートをして過ごしますが、この時エドワードはヴィヴィアンに高級ネックレスを借りてきました。

これは実際に映画の撮影のために数百万ドルするネックレスをレンタルしています。

このネックレスをエドワードがヴィヴィアンに見せた時、彼はすぐにケースを閉じてヴィヴィアンを驚かせました。

実はこれはリチャード・ギアのいたずらで、このシーンでのジュリア・ロバーツの驚きと笑顔は素の表情で演技ではありません。

よく見ると仕掛けたリチャード・ギアも思わず嬉しそうに笑っていますが、これも演技ではありません。

映画の撮影時、若干21歳でまだ新人だったジュリア・ロバーツは少し疲れたいたので、彼女を楽しませるために監督とリチャード・ギアが思いついたイタズラでした。

それを監督はそのまま映画の中で使用していたのです。

携帯電話

映画『プリティ・ウーマン』は1990年に公開の作品で、映画は1989年に製作されていますが、ちょうどこの頃携帯電話が普及し始めた頃でした。

監督はまだみんなが見慣れていない携帯電話を使ったジョークシーンを映画の中に1つ入れていて、ヴィヴィアンがロデオドライブに買物に行った時に彼女の後ろを走る車を見るとそのジョークがわかります。

それは子供がお父さんを真似て携帯電話のおもちゃで電話をしているシーンで、今見ると見過ごしてしまうかもしれませんが、携帯電話がそこまで普及していなかった当時は、きっと面白いシーンだったんだと思います。

そのほか、映画『プリティ・ウーマン』で見ることができる1980年代終わりのアメリカについては動画がありますので、こちらもご覧ください。

まとめ

今回は映画『プリティウーマン』の裏話・トリビアを紹介しました。

思わず笑ってしまう裏話もあって映画を見ていると発見できるものもありますので、ぜひ映画の隅々まで見渡してトリビアを見つけてみてください。

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