CIAの元工作員のブライアンは、娘のために仕事を引退し彼女の近くに住み始めました。一方、17歳になった娘は父親に嘘をつきパリへ向かいます。しかしそこで彼女は謎の男性たちに誘拐されてしまうのです。娘が攫われたこと知ったブライアンは、彼の持っている非常に特殊な能力で娘を救出するために動き出したのです。
『96時間』作品情報
タイトル | 96時間(Taken) |
監督 | ピエール・モレル |
公開 | 2009年8月22日 |
製作国 | アメリカ/フランス |
時間 | 1時間30分 |
Rotten Tomatoes
あらすじ
(引用:MIHOシネマ)
最強の父親
CIAの元工作員のブライアン・ミルズ。
優秀な工作員の彼は国を守るために、世界各地に出向きその能力を発揮していました。
しかしその犠牲になったのは家族たち。
結局彼は妻と離婚し大好きな娘キムと離れて暮らすことになってしまいました。
しかし、娘のことが忘れられないブライアンは、仕事を引退し妻と娘が暮らす近くに引っ越しました。
妻にはお金持ちの新しい旦那がいて、キムとの関係も良好でした。
キムは父ブライアンのことを嫌ってはいませんが、ブライアンはなんとかして今までの離れていた時間を埋めるために、娘に好かれようと努力します。
ただし、それは以上なまでの心配性となり、束縛でもあったのです。
そな父親から友人と2人だけでU2のライブの追っかけをすることをを許してもらえないと感じたキムは、父親にパリに向かうと嘘をつき承諾を得ます。
しかし、これが全ての始まりだったのです。
非常に特殊な能力を持った父親
娘キムが誘拐されたことを知ったブライアンは、すぐに娘救出作戦に出ます。
彼の持っている非常に特殊な能力、それは相手を震え上がらせる能力でもありました。
CIAで長年働いてきた能力を使ってたった1人でパリに乗り込んだブライアン。
キムを誘拐したのが人身売買の組織だとわかっても怯むことはありません。
娘の残した荷物から少しずつ犯人グループに近づいていったのです。
次第に見えてくる人身売買組織の実態。
しかしブライアンの目的は、たった1つ「娘を助け出すこと」。
かつての同僚から人身売買組織のボスの名前を聞き出すためには、同僚の妻を傷つけることも躊躇いません。
これは完全にブライアンの個人的な問題なので、ルールもありません。
彼は娘を助け出すためには、どんなことでもやってのけたのです。
それと同時に復讐も忘れません。
娘を恐怖に陥れた相手には、どんなに命乞いされても容赦しません。
そこにはCIAの元工作員の顔ではなく、父親の顔しかありませんでした。
愛する娘のためならどんなことでもするのが、父親ブライアンだったのです。
まとめ
人身売買組織に誘拐されれしまった娘。
そんな娘を助け出すためにたった1人で立ち上がったCIAの元工作員は、非常に特殊な能力を持った父親でした。
96時間以内に愛する娘を助け出すために、容赦無く犯人たちを戦った男の物語、それが映画『96時間』でした。