映画『十戒』同胞と共に約束の地を目指したヘブライ人の救い主モーゼ


ヘブライ人の子供として生まれ、エジプトの王子として育てられたモーゼ。自分の出征に気がつきヘブライ人を救おうとしたモーゼは、エジプトと追放されてしまいました。ヘブライ人の救世主として同胞を助けるために、再びエジプトに戻ったモーゼ。映画『十戒』ではモーゼが行った奇跡を見ることができます。

『十戒』作品情報


十戒 (字幕版)

タイトル十戒 (The Ten Commandments)
監督セシル・B・デミル
公開1958年3月5日
製作国アメリカ
時間3時間40分

Rotten Tomatoes

アカデミー賞受賞
・特殊効果賞

あらすじ

エジプト王ファラオは救世主の誕生を恐れ、新しく生まれるヘブライ人の男児をすべて殺すよう命じる。

難を逃れるためナイル川に流された赤ん坊は王女に拾われ、モーゼと名付けられる。

モーゼはエジプト王子として立派に成長するが、王の実子によって出自を暴かれ、砂漠へ追放されてしまう。

やがて神からの啓示を受けたモーゼは、奴隷となったヘブライ人の解放を求めてエジプト王と対立する。

(出典:https://eiga.com/movie/45231/)

救い主モーゼ

ヘブライ人とした生まれたモーゼでしたが、当時のファラオがヘブライ人の赤子の殺害を命じたため、モーゼの母親はモーゼを川に流し命を救いました。

モーゼを助けたのはファラオの娘。
モーゼは彼女の元でエジプトの王子として育てられました。

モーゼと共に育ったのはファラオの実子ラムセス2世。
ファラオの地位につきたいラムセス2世は、モーゼがヘブライ人であることを知ると彼をエジプトから追放してしまいました。

砂漠を彷徨いやがて羊飼いをなったモーゼでしたが、彼はヘブライ人達の救い主でもあったのです。
神のお告げを聞いたモーゼは、同胞を助けるために再びエジプトに戻ります。

そしてエジプトの地からヘブライ人を救い出したのでした。

同胞を神のいる聖なる山まで導いたモーゼは、そこで頭から十戒を授かります。

・私のほか何者をも神としてはならぬ
・自分のために偶像を作ってはならぬ
・汝の神 主の名をみだりに唱えてはならぬ
・安息日を覚えてこれを聖とせよ
・汝の父と母を敬え
・人を殺してはならぬ
・姦淫をしてはならぬ
・盗んではならぬ
・隣人について偽証してはならぬ
・すべて隣人のものをむさぼってはならぬ

しかしモーゼがシナイ山で頭から十戒を授かっている間、ヘブライ人達は偶像を作り崇め神を裏切ってしまいます。

怒った神は彼らに試練を与え、その後40年間彼らは「約束の地」を求めて歩き続けることになったのです。

その後、モーゼは「約束の地」に、同胞を導きます。
しかしモーゼは神への服従に背いたことがあったため、彼は「約束の地」に入ることができなかったのです。

しかしモーゼは400年もの間、奴隷だったがヘブライ人を救った救い主なのです。

 

エジプトのファラオ

モーゼと共に兄弟のように育ったエジプトの王子。
それはのちにファラオとなるラムセス2世でした。

古代エジプト時代の中で偉大なファラオと呼ばれるラムセス2世は、王になるために生まれてきたような人物でした。

本人も王になることを望み、自分の力を示すためにたくさんの巨大な建造物を建てました

さらに「ラムセスの地」と呼ばれる町を作ったラムセス2世。
モーゼ率いるヘブライ人はこの地から約束の地を目指したと言われています。

奴隷を解放することを拒み続けたラムセス2世。
しかし彼は神の行った10の災いの屈し、ヘブライ人を解放しました。

映画『十戒』ではラムセス2世の妻であるネフレテリが、ラムセス2世の奴隷を解放することを拒ませたとなっていました。

古代エジプト時代で最も繁栄したと言われているラムセス2世の統治時代。
彼は66年間に渡りエジプトを統治したと言われていますが、そんな偉大なファラオも神の前にはなす術がなかったのです。

まとめ

旧約聖書に書かれている「出エジプト記」を元にして作った映画『十戒』。

ネフレテリとモーゼの関係など付け加えられた部分もありますが、基本的には聖書通りになっていました。

神が行った10の災い、神がヘブライ人と交わした契約「十戒」、そしてモーセが見せた神の奇跡。

出エジプト記に書かれていることを知ることができる映画となっていました。