前作『アドレナリン』のラストで、ヘリコプターから落ちて死んだはずのシェブ・チェリオス。しかし彼は生きていたのです。しかも今回は心臓を奪われてしまい、人工心臓になってしまっています。チェリオスはアドレナリンは必要無くなりますが、人工心臓なので生きるためには電気が必要になったのです。奪われた自分の心臓を取り戻すため、チェリオスがチャージしながら暴れまくります。
『アドレナリン:ハイ・ボルテージ』作品情報
タイトル | アドレナリン2 (Crank: High Voltage) |
監督 | マーク・ネヴェルダイン/ブライアン・テイラー |
公開 | 2009年9月26日 |
製作国 | アメリカ |
時間 | 1時間36分 |
Rotten Tomatoes
あらすじ
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アドレナリンを出し続けないと死んでしまう毒薬を注入されたシェブ・チェリオス。
ヘリコプターで格闘の末、空から落下。前作で最期を迎えたかに思えた。
その直後──。
瀕死の状態で運ばれた病院で移植されたのは、なんと充電しないと止まってしまう人工心臓だった!
またしても、極限状態に追い詰められたチェリオス。
電流を求め、エンジンバッテリー、スタンガン、発電所に体当たり!?
果たして、生き続けることはできるのか?
そして、盗まれた心臓を取り返すことはできるのか!!!
(出典:https://www.sonypictures.jp/he/881946)
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人工心臓
前作『アドレナリン』ではマフィアに中国毒を打たれて、アドレナリンが必要になってしまったチェリオス。
なんと今回は心臓を奪われ、人工心臓を埋め込まれてしまいました。
人工心臓の寿命は移植を待つまでの間に2日間しかありません。
チェリオスが埋め込まれた人工心臓は、電池パックがベルトで外付けのタイプです。
これはアビアコア全置換型人工心臓と呼ばれるものでした。
外付け電池が切れたら体内に設置された電池が引き継ぐよになっていますが、それも1時間が限界です。
内臓電池は皮膚を通じて充電されます。
つまりチェリオスは定期的に体を充電させる必要があったのです。
色んな方法で充電しながら心臓を探し続けるチェリオスでしたが、なんと事故に遭い電池パックが壊れてしまいます。
彼は1時間しか充電がない内臓電池だけで心臓を動かすことになってしまったのです。
そんなチェリオスにドクは、皮膚に弱い刺激を与えれば充電できるとアドバイスします。
それは摩擦で起きる静電気で充電できるのです。
しかしチェリオスはもっと威力の強い方法で充電を行なってしまいます。
それは自分の体を燃やすほどの電力だったのです。
生きるための充電
埋め込まれた人工心臓を動かすために充電が必要なチェリオス。
彼は心臓を取り戻すために充電しながら、マフィアを追いかけ続けました。
チェリオスが充電するために取った手段
[box class=”red_box” title=”]・車のバッテリー
・スタンガン
・首輪型電気ショック
・人の体を触り静電気を起こす
・イヴとのHの摩擦で電気を起こす
・車内のライター
・地中化電線システムのボックス(高圧電流)
・変電所の電流
・電信柱の電流[/box]
チェリオスはこれらの方法を使って心臓を充電し続けました。
ドクは弱い刺激で充電できると言っていたのに、チェリオスは高圧電流でフルチャージします。
その度に爆発的なパワーで暴れまくったチェリオス。
変電所での充電では体から煙が出るし、最後の電信柱に登っての充電では体が燃えてしまうほどの充電を行なっていました。
最後には全身大火傷を負ってしまったチェリオスでしたが、ドクのおかげで自分の心臓の移植に成功し今回もまた生き延びることができたのでした。
まとめ
パワーアップして戻ってきた『アドレナリン:ハイ・ボルテージ』。
今回はアドレナリンではなく電気が必要な体になってしまいます。
しかもどんどん充電方法がエスカレートしていくチェリオス。
その分暴れっぷりも大変なことになっていました。