映画『レベッカ』レベッカに翻弄された人たちの悲しき物語


妻レベッカを亡くした夫マキシム。そんなマキシムに恋した1人の使用人女性。彼がレベッカを忘れられずにいることを知りながらも彼を愛してしまい、彼の住むお屋敷マンダレーに住むことに。しかしここにはレベッカを忘れられない人達が。しかもやがて主人公自身もレベッカの虜に。みんなを虜するレベッカ。果たして彼女の正体は?

『レベッカ』作品情報

タイトル レベッカ(Rebecca)
監督 ベン・ウィートリー
公開 2020年10月21日
製作国 イギリス
時間 2時間1分

Rotten Tomat

あらすじ

妻を亡くした富豪と結婚し、彼の大邸宅に移り住んだ新妻。

だが、家政婦から向けられる敵意や色濃く残る前妻の影に、彼女は次第に追い詰められていく。

(出典:https://www.netflix.com/title/81002196)

レベッカに翻弄される人たち

この映画に出てくる人たちの多くが、亡くなってしまったレベッカのことを忘れられずにお屋敷マンダレーで生活を送っています。

マンダレーはレベッカの愛した場所。
今でもレベッカのものがそのまま残っているお屋敷です。

ここにやってきたマキシムの新しい妻。
彼女もここで暮らすうちにレベッカに取り憑かれてしまいました。

マキシム、ダンヴァース夫人をはじめたくさんの人た姿のないレベッカの話をします。
彼女の愛犬ジャスパーでさえも、レベッカを探しているように見えます。

とても美しくてみんなを魅了するレベッカ。
新妻はそんなレベッカを見たことありませんでしたが、お屋敷の至る所で彼女の存在を感じてしまうのです。

「R」という文字。
それがやがてこの主人公の新妻をどんどん恐怖に陥れてしまいました。

自分以外はみんなレベッカを望んでいる。
夫のマキシムでさえもレベッカをいまだに思い続けている。

そう思った新妻は、マンダレーの中で孤独を感じています。
それでも彼女はマンダレー彼出て行こうとはしません。

それは当時の離婚できないという法律もあるでしょうが、それよりも彼女自身が姿の見えないレベッカに惹きつけられてしまったからかもしれません。

しかしそれは彼女だけではありません。

このマンダレーに関わる人みんなが、姿なきレベッカに翻弄されていたのでした。

周りを翻弄するレベッカ

みんなに愛されていたレベッカ。
確かに彼女はたくさんの人に愛されていましたが、たった1人彼女のことを憎んでいる人がいました。

それが実はマキシムだったのです。

誰もががレベッカのことを1番愛していると思っていたマキシムこそ、レベッカに1番苦しめられていた人だったのです。

やがてマキシムの新しい妻もマキシムの苦悩を知ることになります。

みんなに愛されていたレベッカ。
彼女の本当の姿は、自分の人生を謳歌していた女性でした。

夫以外にたくさんの男性を愛したレベッカ。
多くの男性を魅了しているのがレベッカでした。

さらに幼い頃から彼女のことを知っているダンヴァース夫人もまた、レベッカのことを愛していました。

自分の性を楽しんでレベッカ。

しかしそれはマキシムを苦しめ、さらには彼女の新しい妻を苦しめたのです。

亡くなってからも多くの人の人生を狂わせてしまったレベッカ。

彼女はマンダレーの中で生き続けていたのです。

だからこそダンヴァース夫人は最後にマンダレーを燃やしたのでした。

まとめ

レベッカに魅了され翻弄され苦しめられた人たちに人生の物語それが映画『レベッカ』です。

前半の恐怖と後半のミステリー。

そのどちらもレベッカが起こしたものです。

姿がなくてもたくさんの心に色んないみで生き続けたのがレベッカでした。