ドキュメンタリー『ライジング・フェニックス パラリンピックと人間の可能性』ヒーローが集うパラリンピック


2021年に延期が決まった東京パラリンピック。そこに集るヒーロー達を紹介したのが『ライジング・フェニックス 』です。まさしく彼らはどん底から這い上がったヒーローです。彼らはたくさんの人に勇気を与えるだけではなく、世界を変えようと日々戦っています。そんな選手の格好良さを感じるとともに、ホスト国となる私たちの準備が試されている作品です。

『ライジング・フェニックス パラリンピックと人間の可能性』作品情報

タイトル ライジング・フェニックス パラリンピックと人間の可能性(Rising Phoenix)
監督 イアン・ボノート/ピーター・エテッドギー
公開 2020年8月26日
製作国 イギリス
時間 1時間45分

Rotten Tomatoes

あらすじ

トップアスリートや関係者たちのパラリンピックにかける熱意と行動は、ハンディキャップや多様性、優れた才能に対する世界の認識を変えるほど大きな力を持っている。

(https://www.netflix.com/title/81122408)

パラリンピックは英雄が集まる大会

パラリンピックに出場する選手たちにフォーカスした作品『ライジング・フェニックス パラリンピックと人間の可能性』。

その中で「オリンピックは英雄が生まれる パラリンピックは英雄が集まる」と説明されます。

そう彼らはすでに英雄なのです。
それぞれ理由や原因は違うにせよ、障害を背負い一度は人生のどん底を経験した選手たち。

しかしその逆境を跳ね返し、彼らは自分自身で立ち上がり現在のポジションを手に入れました。

それはまさしく英雄の姿です。
いじめや差別に自らの手で勝利し、今では同じ境遇の人に勇気を与えています。
またそれだけでなく彼らは世界を変えようとしているのです。

そんな彼らこそ真の英雄なのです。

このドキュメンタリーにはその英雄たちの姿が映し出されています。
今までの戦いの姿や試練、そしてこれからの可能性などヒーローとしての姿を見ることができます。

彼らは全世界の人に「諦めるな 出来ないことはない」と教え続けてくれているのです。

パラリンピックの歴史

1960年に開催された第1回ローマパラリンピック。
そのパラリンピックの父と言われるルートヴィヒ・グットマンです。

そいつで優秀な医者だったルートヴィヒ・グットマン。
しかしユダヤ人だったことから彼は家族を連れてイギリスの亡命しました。

そのイギリスで脊髄損傷した人の治療にあたったのがルートヴィヒ・グットマンでし。
彼はその治療の過程で運動療法を取り入れます。

それはそれまで寝たきりだった患者達の希望となります。

そして1948年ロンドンオリンピックが開催される日に、大会が開かれました。
これがパラリンピックの起源です。
最初はたった16人の参加者でしたが、年々参加者は増え国際大会にまで発展しました。

そして1960年ついにローマで第1回パラリンピックが開催されることになたのです。

ルートヴィヒ・グットマンの娘さんはパラリンピックの「パラ」はパラレル(平行)という意味だと言います。

それはオリンピックと平行して開催される大会という意味なのです。

そんなルートヴィヒ・グットマンの受け継いでいるのがIPC国際パラリンピック組織委員会です。

チケットの売れ行きが悪く、会場にほとんど人がこなかった大会を大きく変えました。
北京大会からその流れは起こり、翌年のロンドン大会は大成功となりました。

そして2016年のリオパラリンピック。
なんと開催直前に資金不足が持ち上がります。

なんとか画策し開かれたパラリンピック。
大会が始まった時、多くの会場がガラガラの状態でした。

大会組織員会がほとんどチケットを売っていなかったのです。

しかし選手達の活躍を見て、リオ市民が会場に足を運び始めました。
やがてどの会場もたくさんの観客が集まるようになっていました。

選手が観客を動かした瞬間でした。

終わってみれば成功に終わったリオパラリンピック。

東京パラリンピックはその流れの中、開催される大会なのです。

1年延期されてしまいましたが、だからこそ私たちはホスト国として入念な準備ができるはずです。

そしてそれが私たちに与えられた課題なのです。

まとめ

1年延期されてしまった東京パラリンピック大会。

しかしそのおかげで私たちは開催前にこの『ライジング・フェニックス パラリンピックと人間の可能性』を見ることができました。

パラリンピックに集まる英雄達そしてそれを支えるスタッフ達の熱い想いを知ると、開催国として何をするべきなのか、どんな心持ちでいるのかを考えさせられるはずです。