ドキュメンタリー『RBG 最強の85才』「ノートリアスRBG」はアメリカ女性の救世主


アメリカの最高裁の判事の1人ルース・ベイダー・ギンズバーグ。85歳になっても現役の判事として活躍する彼女は、アメリカの女性達にとって希望の光でもありました。彼女が1970年代に行ってきた性差別撤廃に裁判。そのおかげで現在アメリカの女性達は、自由に仕事ができ生活を送ることができているのです。そんなRBGの素顔が見えてきます。

『RBG 最強の85才』作品情報


RBG [Blu-ray]

タイトル RBG 最強の85才(RBG)
監督 ジュリー・コーエン/ベッツィ・ウェスト
公開 2019年5月10日
製作国 アメリカ
時間 1時間38分

Rotten Tomatoes

あらすじ

アメリカで若い女性を中心に熱狂的な支持を集め、尊敬と親しみを込めた愛称“RBG”が広まり、関連グッズもつくられるなど、今や性差別に立ち向かう女性たちの象徴的存在となっている現役最高齢の女性最高裁判事、ルース・ベイダー・ギンズバーグ。

本作は、女性への差別が当たり前にまかり通っていた若き弁護士時代から、一貫して女性の地位向上と権利拡大のために尽力してきた彼女の偉大な足跡と知られざる素顔を、彼女を支え続けた夫、マーティンとの感動のエピソードとともに綴るドキュメンタリー。

(出典:https://www.allcinema.net/cinema/366967)

ルース・ベイダー・ギンズバーグ

2019年3月に公開された『ビリーブ  未来への逆転』。
この映画は1970年代のルース・ベイダー・ギンズバーグの物語でした。

同時期に製作された2つのルース・ベイダー・ギンズバーグの映画。
『RBG 最強の85才』では、彼女の過去を振り返りながら今も差別と戦い続けるルースい迫っていました。

1970年代に法律の性差別撤廃のために戦い続けたルース。
彼女の活躍があったからこそ、現代のアメリカ人女性が社会進出できているのです。

彼女は女性のためでけでなく、全ての性差別にために戦いました。
妻を失った男性が保証をもらえるためにも戦い勝利しました。

彼女は憲法の「いかなる州も何人に対しても法の平等な保護を拒んではならない」をもとに、長年戦ってきました。

「赤の恐怖」が広がっていた1950年代。
政治学の教授がルースに「思想や発言 出版の自由がある」と言います。
そして「市民の権利を守る弁護士がいる」と言いました。

この言葉がルースを動かしました。
そして今のルースがいるのです。

学生時代から常に性差別の中で生きてきたルース。
500人以上の男子生徒の中、たった9人しか女性がいなかったロー・スクール時代。
学長には「君たちは男子が座るはずの席に着いた」と言われます。

また、ロー・スクールを卒業しても、社会は女性の弁護士を必要としていませんでした。

それでも法律上の男女平等を求めて、ルースは諦めませんでした。
今もその戦いは続いています。

最高裁判事

現在アメリカの最高裁の判事を務めるルース。
1993年に当時のクリントン大統領から指名を受け、最高裁の判事となりました。
女性として2人目の判事でした。

アメリカの最高裁の判事は9人います。
彼らは大統領に指名され、引退するまで判事を務めるのです。
判事には定年がありません。

ルースが判事になった頃、リベラル派と保守派は4:5で、均等が取れていました。

しかし、2005年ブッシュ大統領が保守派の判事を2名指名し、リベラル派は2名となってしまいました。

そして次第に彼女は「反対意見」を述べる回数が増えてきます。
彼女は性差別と戦うリベラル派の判事として、再び注目されるようになりました。

2度の癌を患いながらも現役を続けているルース。
パーソナルトレーナの元でトレーニングをしながら、体力と筋力をつけています。

そんな彼女を多くの人が応援しています。
もし今彼女が引退してしまうと、きっと保守派の判事が選ばれてしまいます。

彼女は多くのアメリカ人にとって、希望の星なのです。

そんな彼女を若者達は「ノートリアスRBG」と呼んでいます。

最高裁で反対意見を述べるルース。
それは最高裁にとっては悪名かもしれませんが、アメリカ国民にとてっては救世主なのです。

まとめ

最高裁判事を追いかけたドキュメンタリー『RBG 最強の85才』。

性差別と戦い続けたルースは、今も多くの女性達のために性差別を撤廃しようと戦っています。

彼女は「特別扱いは求めません。男性の皆さん、お願いです。私たちを踏みつけているその足をどけて」と訴え続けているのです。