映画『エジソンズ・ゲーム』アメリカを明るくするために戦った男達


世界の発明王トーマス・エジソン。彼が1880年代後半にアメリカ全土に電気を広めるために戦った電流戦争を描いたのが『エジソンズ・ゲーム』です。発明王の裏の顔は、頑固で敵を蹴落とすためならなんでも行う男でした。そんなエジソンと戦った男達をここでは紹介していきます。

『エジソンズ・ゲーム』作品情報

タイトル エジソンズ・ゲーム(The Current War)
監督 アルフォンソ・ゴメス=レホン
公開 2020年6月19日
製作国 アメリカ
時間 1時間48分

Rotten Tomatoes

あらすじ

白熱電球の事業化を成功させた天才発明家トーマス・エジソンは、電気の普及のために送電システムの構築に力を入れていく。

そんな彼の前にカリスマ実業家ジョージ・ウェスティングハウスが立ちはだかる。

ウェスティングハウスはエジソンが進める“直流”に対し、より安価な“交流”こそ本命と考え、エジソンに対抗していく。

そんな中、エジソンのもとで働いていた若き天才ニコラ・テスラも“交流”を主張し、“直流”に固執するエジソンと袂を分かつのだったが…。

(出典:https://www.allcinema.net/cinema/370965)

トーマス・エジソン

世界の発明王トーマス・エジソン

19世紀後半エジソンは白熱電球を実用化に成功します。
そしてさらにアメリカ全土に電気を広めるために直流送電で電気を届けようと考えした。

エジソンはエジソン・エレクトリック・カンパニーを設立しました。
会社を設立するにあたり、スポンサーとなったのがJ・Pモルガンでした。

映画の中に描かれるように、同じ頃エジソンは蓄音機も発明しています。

直流送電を考えていたエジソンでしたが、直流では電気を遠くまで運ぶことができません。
そのために数多くの発電所が必要となってきます。

世間は交流送電の方がいいのではという流れになっていきますが、エジソンは頑なに直流送電にこだわります。

交流送電で自分に戦いを挑むジョージ・ウェスティングハウスを陥れようと、様々なことを試みました。

どちらも一歩も引き下がらない電流戦争。
その結末は1893年のシカゴ万博で決着がつきます。

博覧会はウェスティングハウスの交流送電を選んだのでした。
これによりエジソンは電流戦争に負けてしまいました。

電流戦争には負けてしまいましたが、エジソンは戦いの終わり頃にはキネトスコープを発明しました。
今私たちが映画を楽しむことができるのは、エジソンのキネトスコープの発明のおかげなのです。

交流送電

直流送電のトーマス・エジソンに対して交流送電を考えたのが、ジョージ・ウェスティングハウスニコラ・テスラでした。

テスラはエジソンの元で働き交流送電の方法を訴えますが、エジソンは彼の話に耳を傾けませんでした。
そしてステラはエジソンの元を去っていきました。

映画の中で移民と言われていたステラでしたが、彼は現在のクロアチア地方に生まれアメリカに渡ってきました。

ステラがエジソンの元を去った頃、実業家で発明家のウェスティングハウスは交流送電での実験を行っていました。
そして見事成功させます。
このことがエジソンに火をつけ、エジソンとの電流戦争が勃発しました。

その後ステラは交流のモーターを発明します。
ウェスティングと手を組んだステラは、交流送電を確立しエジソンに勝利しました。

その後ステラはナイアガラの滝を利用した発電にも成功します。

まとめ

アメリカ全土に電気を供給するにあたって起きた電流戦争。

そこには電気に対して込められた男達の熱い戦いではなく、相手を陥れるために醜い戦いがありました。

しかし当時の彼らの戦いがあったからこそ、現在私たちは自由に電気を使うことができます。

自分の発明のため、またはみんなの生活のため、発明家達の心の中には色んな思いがあったのです。

そんな思いを知ることができるのが『エジソンズ・ゲーム』です。