映画『エスター』怪しげな少女の正体は?彼女の心の苦しみから生まれたエスター


ロシアからやって来た孤児のエスター。彼女はコールマン一家に引き取られますが、その日からコールマン家では次々と事件が起こります。エスターの正体とは?エスターは何を意味していたのか?ここではエスターの正体に迫って行きます。(ネタバレ有りですので見てない方はご遠慮ください)

『エスター』作品情報


エスター [Blu-ray]

タイトル エスター(Orphan)
監督 ジャウム・コレット=セラ
公開 2009年10月10日
製作国 アメリカ
時間 2時間3分

Rotten Tomatoes

あらすじ

めでたく3人目の赤ちゃんを身ごもったケイト・コールマンだったが、運悪く流産という悲劇に見舞われてしまう。

それは、ケイトの精神に耐え難い苦痛をもたらし、コールマン家の安定を脅かしかねない事態となる。

そこで夫婦は養子を迎えることを決意、地元の孤児院を訪れる。

するとケイトは、聡明で大人びた一人の少女、エスターに惹きつけられる。

彼女を養子として引き取ることにしたケイトだったが、やがてエスターの恐るべき本性に気づいてしまい…。

(出典:https://www.allcinema.net/cinema/333518)

謎の少女エスター

コールマン一家に養子としてやって来たエスター。

彼女の素直な姿にケイトとジョンはすっかり騙されてしまいました。

マックスもエスターの事が大好きで彼女が来たことを喜んでいました。

そんな中ただ1人ダニーだけは、エスターが面白くありません。

父親を取られてしまい子供らしい嫉妬を見せますが、その時エスターがダニーに向けた不気味な笑顔が彼女の正体でした。

YOKO
ここからネタバレですので、見てない方は閲覧注意です。

エスターの行動を不審に感じたケイトは、エスターの持っていた聖書からエスターのいた施設を突き止めます。

するとそこは孤児院ではなく精神病院でした。
写真を送り調べてもらうとなんとエスターは1976年生まれの33歳でした。

エスターは珍しいホルモン異常で発育障不全になっていました。
9歳の少女に見えて彼女は大人の女性だったのです。

7人殺していたエスターは精神病院に入っていましたが、1年前に脱走しアメリカにやって来ていたのです。

大人なのに子供として扱われてしまうエスター。
それが彼女を凶悪犯へと変えてしまったのでした。

エスターの心の闇

エスターと初めて会ったときにケイトは「人と違うことは悪くない」と言いますが、エスターの生きてきた人生は「変わり者」として扱われてきた人生でした。

見かけが子供だから仕方ないですが、多くの人が彼女を子供扱いしてきます。
彼女が年相応の男性を好きになってしまうのは33歳と考えれば当然です。

しかし見た目が子供の彼女はもちろん相手にしてもらえません。
それどころか異常者とされてしまいました。

それは大人だけでなく子供も同じです。
子供の中に入れば大人のエスターは「変な人」になってしまいます。

馴染めない彼女はきっといつもいじめられてきたのでしょう。

だから孤児院では自ら1人でいることを選んでいたんだと思います。

ホルモン異常という病気を患ってしまったことで、普通の人生を送れなくなってしまったエスター。

彼女は普通の大人の女性として行きたかったのかもかもしれません。
楽しい青春時時代を送りたかったのかもしれません。

それが出来なかったことが凶暴な殺人鬼エスターを産んでしまったのです。

彼女の人生の苦しみが、エスターの行動となってしまいました。

まとめ

不気味な少女エスター。

見るからに怪しげな雰囲気を持っている彼女ですが、それはコールマン一家と暮らし始めるとすぐに現れ始めました。

そして彼女の正体は大人だったという衝撃的な展開が待っていました。

ジョンを操りケイトを追い出そうとするあたりは、大人の女性そのものでした。