『X-メン』シリーズのスピンオフ作品の『ウリヴァリン』。2作目となる『ウルヴァリン: SAMURAI』はなんと日本が舞台でした。その中で第二次世界大戦でウルヴァリンが命を助けたヤシダのお葬式のシーンは増上寺でした。今回はその増上寺に行ってみました。
『ウルヴァリン: SAMURAI』作品情報
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タイトル | ウルヴァリン: SAMURAI(The Wolverine) |
監督 | ジェームズ・マンゴールド |
公開 | 2013年9月13日 |
製作国 | アメリカ/イギリス |
時間 | 2時間6分 |
Rotten Tomatoes
あらすじ
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カナダの山奥で隠遁生活を送るウルヴァリンことローガンのもとに、彼の旧友でもある日本の大物実業家・矢志田の使者が現われる。
余命わずかの矢志田は、命の恩人であるローガンに最後に一目会いたいと願っていた。
日本を訪れ、病床の矢志田と再会したローガンだったが、矢志田はまもなく“君の永遠の命を終わらせてあげる”との謎の言葉を残して息を引き取る。
その後、葬儀に参列したローガンは、謎の武装集団に狙われた矢志田の孫娘マリコを救い出す。
執拗な追っ手をかわし、一緒に逃避行を続ける2人はいつしか恋に落ちる。
またやがて、戦いの中で、自らの不老不死の肉体を支えていた驚異的な治癒能力が失われていることに気づくローガンだったが…。
(出典:https://www.allcinema.net/cinema/344722)
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増上寺
港区芝公園にある増上寺。
『ウルヴァリン: SAMURAI』の舞台は日本で、この増上寺のシーンは物語のなかで大きな意味のあるシーンでした。
第二次世界大戦の時に長崎でウルヴァリンは日本兵のヤシダを助けました。
それから月日は流れ、ヤシダは年老いて病に伏せてしまいました。
死ぬ前に命の恩人であるウルヴァリンに会いたいと思ったヤシダは、カナダにいたウルヴァリンを日本によびました。
ウルヴァリンと数十年ぶりに再会を果たしたヤシダでしたが、その後亡くなってしまいました。
そのヤシダのお葬式が行われたのが、増上寺だったのです。
大殿(本堂)
増上寺は600年の歴史がある徳川家とゆかりの深いお寺です。
浄土宗正統根本念仏道場として創建された増上寺は、浄土宗の発展に寄与してきました。
後ろには東京タワーもあり、壮大さを感じる場所でもありました。
今回は平日に行きましたが、外国人観光客の方もたくさんいてみんさん写真を撮っていました。
『ウルヴァリン: SAMURAI』では、この本堂の前に車で乗りつけたウルヴァリンとユキオ。
ゆっくりと階段を上がります。
ウルヴァリンは階段を上がりながら、後ろにいるDr.グリーンや光摂殿の屋根にいるハラダを気にかけていました。
本殿とその横の光摂殿はこちらです。
ハラダは光摂殿の屋根からマリコをヤクザから守るために、目を光らせていました。
徳川将軍家墓所
徳川将軍家の菩提寺である増上寺には徳川将軍家の墓所があります。
ここに埋葬されているのは、二代・六代・七代・九代・十二代・十四代も6代の将軍です。
さらに5人の正妻や5人の側室や子女など38人の方が埋葬されています。
大人500円(高校生以下:無料)で拝観することもできます。
『ウルヴァリン: SAMURAI』では出てきませんが、徳川家とゆかりの深いお寺なのでぜひ増上寺に行った時は足を運んでみて下さい。
詳細
〒105-0011 東京都港区芝公園4-7-35
TEL:03-3432-1431
参拝時間
本堂:6:00〜17:00
安国殿:9:00〜17:00
まとめ
日本が舞台の『ウルヴァリン: SAMURAI』。
その中で物語のキーとなる場所だった増上寺に行ってきました。
ヤシダのお葬式が行われ、ここでマリコはヤクザに襲われました。
またウルヴァリンが襲われたマリコを助けて一緒に逃げるのもこの増上寺からでした。
東京タワーを近くに感じることの出来る増上寺。
広い境内を歩くだけでも気持ちを落ち着かせることができる場所でもありました。
『ウルヴァリン: SAMURAI』を観た方は、ぜひ増上寺に行って映画の一場面を感じてみてください。