映画『ベイブ/都会へ行く』あらすじと感想 ベイブが私たちに伝えたかったのは「優しさ」


『ベイブ』の続編『ベイブ/都会へ行く』。ひょんな事から都会へ行くことになったベイブ。そこで待ち受けていたのはベイブの知らない世界でした。都会の空気に圧倒されながらも優しいベイブが都会の動物たちを救うために立ち上がるのです。

『ベイブ/都会へ行く』作品情報

タイトル ベイブ/都会へ行く(Babe: Pig in the City)
監督 ジョージ・ミラー
公開 1999年3月6日
製作国 オーストラリア/アメリカ
時間 1時間37分

Rotten Tomatoes

『ベイブ/都会へ行く』あらすじ


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牧羊犬コンテストで優勝したベイブは一躍、時の人ならぬ時のブタとなり、牧場には番組の出演依頼が絶えなかったが、ホゲット叔父さんは全然取り合おうとはしなかった。

そんなある日、叔父さんはベイブのせいで大怪我をしてしまう。

働けなくなった叔父さんの借金を返済するためベイブはエズメ叔母さんと共に都会へと旅立つが……。

(出典:http://www.allcinema.net/prog/show_c.php?num_c=84826)

慣れない都会の暮らし

出典:IMDb

ベイブの不注意のせいで怪我をしてしまったアーサー。
アーサーは働けない代わりに妻のエズメは農場で働きますが、仕事が追いつきません。
ある日農場に銀行の人がやってきます。
お金を払わないと農場を取られてしまうことになったエズメはベイブととも都会に牧羊犬コンテストに向かいます。

しかし空港で足止めをくらってしまいコンテストに間に合わず、しかも帰りの飛行機も数日後にしか飛びません。
仕方なく都会に泊まることになったエズメとベイブでしたが、田舎の農場暮らしのエズメとベイブにとっては都会はとても生活しずらい場所だったのです。

ベイブとはぐれてしまったエズメはベイブを探しに街に出て警察に捕まってしまいます。

またベイブが都会で出会った動物たちはとても冷たく一人で寂しい時間を過ごします。
しかもチンパンジーに騙されてどう猛な犬に追いかかられるなど、ベイブには大変な試練が待っていました。

知らない人や動物ばかりの中で寂しさを感じたベイブは農場を思い出そうとしますが、都会の明るさでベイブは農場のことを思い出せなくなりそうでした。

ベイブにとってはとても厳しい都会での経験になってしまいました。

ベイブの優しさ

出典:IMDb

他の動物たちに冷たくされたり騙されたりしても、ベイブの優しさは失われていませんでした。
今まで自分を追いかけていた犬が、溺れそうになったら助けてあげたのです。

その姿を見てベイブの優しやに触れた動物たちは、ベイブを自分たちのボスにします。
お腹をすかせた仲間に平等に食事を分けるベイブ。
言い争いをする犬と猫に仲良くするように提案するベイブ。
ベイブはみんなが仲良くすることを望んでいたのでした。

ベイブの優しさを見ていると、人間だってベイブみたいにできるはずと思わされてしまいました。
今の私たちの状況が、ベイブ達動物に置き換えているようにみえてしまいます。

さらに人間達が逃げる動物を捕まえるシーンはとても切なくなってしまいます。
人間のエゴで捨てられた動物達なのに、人間によって処分されてしまう状況はとても矛盾しているように感じてしまいます。

ベイブの優しさは仲間を見捨てません。
彼は危険な中に自ら飛び込んで仲間を助けに行ったのでした。

そしてそのベイブの優しさが奇跡を生むのでした。

まとめ

前作の『ベイブ』よりはリアリティ感は少なくなってしまいましたが、その分メッセージ性の強い作品になっているのが続編の『ベイブ/都会へ行く』です。

しかし切なく心が痛くなるシーンとだけではなく、後半はコメディ色が強く笑いが満載の楽しい作品でもあります。

動物達に対する人間の扱いや人間の世界を動物世界で表現してみたりと、考えさせられることも多くありました。

ベイブが優しさで仲間を救い奇跡を起こしたように、私たちももっと優しさを持てばもっとより良い世界が待っているはずです。

都会で暮らす中で忘れてしまいつつある大切なことを、ベイブは思い出させてくれました。