映画『ロケットマン』愛を求め続けたエルトン・ジョンの人生

エルトン・ジョンの人生を描いた伝記映画『ロケットマン』。世界一のスターとなり若くして億万長者になったエルトン・ジョンでしたが、彼は幼い頃から「愛」を知らずに育っていました。彼はエルトン・ジョンと名乗ることで新しい人生を歩き始めたはずでしたが、いくらスターになっても彼の孤独は埋まることがなかったのです。

目次

『ロケットマン』作品情報


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タイトル ロケットマン(Rocketman)
監督 デクスター・フレッチャー
公開 2019年8月23日
製作国 イギリス/アメリカ
時間 2時間01分

Rotten Tomatoes

[box class=”red_box” title=”アカデミー賞受賞”]・歌曲賞[/box]

あらすじ

(引用:MIHOシネマ

エルトン・ジョン

イギリスで育ったエレジナルド・ケネス・ドワイト
彼はのちにエルトン・ジョンと名乗り世界一のロックスターとなります。

幼い頃からピアノの才能に飛び抜けておいたエルトン・ジョン。
『ロケットマン 』の中で描かれているように、一度耳にしただけでピアノを弾くことが出来たようです。

そんなエルトン・ジョンはやがてバーニー・トーピンと出会い、一躍スターになりました。
作詞をほとんど行わなかったエルトンは、バーニーの書いた詞にメロディを乗せます。

共同制作を行うようになった2人は、1970年に大ヒット曲『Your Song』(「僕の歌は君の歌」)を作ります。

この曲の大ヒットでエルトン・ジョンはデビューして1年目で人気スターとなります。
そしてその後、彼はあっという間にスターになって行ったのでした。

エルトンは1970年にジョン・リードと出会い、彼はエルトン・ジョンの公私に渡るパートナーになります。

その後2人は一緒に生活をスタートさせましたが、2人の関係は5年後の1975年に終わってしまいました。
しかしその後も、ジョン・リードはエルトン・ジョンのマネージャーを1998年まで務めています。

エルトン・ジョンはジョン・リードの会社に所属していたのですが、実はジョン・リードはエルトン・ジョンのお金を横領していて、それが発覚したことで契約は解消されました。
その後エルトン側はジョン・リードを訴え、ジョン・リードが和解金を支払っています。

若くしてスターになったエルトン・ジョンでしたが、1980年代にはアルコールやドラッッグなどに溺れてしまいます。
それと並行するように以前ほど彼の作品は売れなくなってしまいました。

また映画の中でもエルトン・ジョンの結婚が描かれていますが、エルトン・ジョンは1984年に女性と結婚しました。
しかしその結婚生活も4年で終わっています。

彼の中毒はますますエスカレートしていきますが、1990年エルトン・ジョンはリハビリ施設に入ります。

そして彼は再びスタートしてカムバックしたのです。

ミュージシャン: エルトン・ジョン

1969年にデビューしたエルトン・ジョン。

その翌年に発表した『Your Song』はイギリスだけでなく、アメリカでもヒットしエルトン・ジョンはスターになります。

1972年に発売した『Honky Château』は、初めてアメリカで1位に輝いたアルバムです。
このアルバムの中に映画のタイトルにもなった「ロケットマン 」という曲が収録されています。

このアルバムから7枚連続でエルトン・ジョンのアルバムは全米1位になりました。

1975年に発売した『Captain Fantastic & the Brown Dirt Cowboy』は、アメリカ史上初めてヒットチャートで初登場1位を獲得したアルバムです。

1970年代に大スターとなり、1980年代には仕事だけでなく私生活でも苦しんだエルトン・ジョンでしたが、彼はグラミー賞を5回受賞しているミュージシャンです。

紆余曲折ありながらも、現在もエルトン・ジョンはトップミュージシャンとして活躍し続けています。

また、2014年にイギリスで同性婚が認められ、エルトン・ジョンはパートナーの男性と結婚し2人の子供を育てています。

まとめ

一流ミュージシャンのエルトン・ジョン。

しかし彼はその裏で、苦悩していました。

その苦悩をアルコールやドラッグで紛らわすこともありましたが、施設に入ることでエルトン・ジョンは見事に復活しました。

そんなエルトン・ジョンの苦悩を知ることができるのが映画『ロケットマン 』です。

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