ドラマ『大草原の小さな家』シーズン1第12話「ジョーンズおじさんの鐘」あらすじと感想

ウォルナット・グローブの教会に鐘をつけることになりましたが、この鐘を巡って街の意見は二つに別れてしまいました。いがみ合う大人達を尻目に、子供達はジョーンズおじさんと鐘を作り始めたのです。

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シーズン1第12話「ジョーンズおじさんの鐘」


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オルデン牧師が町の教会に鐘を付けることを提案したところ、ハリエットが鐘を寄贈するかわりに自分たちの名前を鐘に付けると言い出す。

賛成と反対に分かれて町の人々は分裂し、口のきけない鋳掛け職人のジョーンズは胸を痛める。

(出典:https://www9.nhk.or.jp/kaigai/daisougen/epi/episode.html?season1&epi12)

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教会

アメリカではプロテスタントの人が多いのですが、『大草原の小さな家』のミネソタ州ウォルナットグローブに登場する教会もプロテスタントです。

WASPというホワイト・アングロ-サクソン・プロテスタントの言葉の頭文字ととった言葉があるほどで、ローラの両親もWASPでそれを誇りに思っている時代の人でした

彼らの住むウォルナットグローブは小さな町だったので、月1回牧師さんが説教にやってきます。
その時に牧師さんが教会に鐘をつけると言ったことで問題が勃発してしまいました。

みんなから献金してもらうはずでしたが、お金持ちのおるそん家が寄付すると言いだしました。
これが問題の始まりでした。
オルソン夫人は「セントポールの教会のような大きな鐘を吊るしたい」と言います。
そのために寄付するので、自分たちの名前を飾り板に彫ると言い出してしまいました。
これが他の人の気に触ってしまったのです。

大人達のいがみ合いは、子供達まで巻き込んでしまいます。
自分と意見の違う家の子供と遊ブナと指示を出してしまいます。
なんとも大人気ない意見でしたが、小さ町での大人の喧嘩はこうなってしまうのです。

教会にも半分の人がこなくなってしまい、責任を感じた牧師さんがウォルナットグローブを去ってしまう展開まで発展してしまいます。

町の人にとって両親的存在のチャールズやキャロラインでしたが、2人でもこの問題を解決することができなかったのです。

鐘づくり

大人の喧嘩をよそに子供達は、秘密を共有していました。
遊ぶなと言われても偶然会ったことにして、ジョーンズおじさんの家に集まっていました。

教会のことで子供達も喧嘩になりますが、ジョーンズおじさんに注意されるとすぐに仲直りします。
よっぽど子供の方が大人だったのです。

そんな子供達を見てジョーンズおじさんは鐘づくりを提案します。
ジョーンズおじさんの指示に従いながら、子供達は教会の鐘づくりをすることになったのです。

町中から錫製品を集めます。
足りないと分かると自分たちのオモチャまでも提供する子供達。
みんな喧嘩する大人のために、なんとかしたいと思っていたのです。

出来上がった鐘の型に溶かした錫を流し込む時は子供達はワクワクしていました。
何から何まで自分たちの手作りでできた鐘を見たときは、心の底から子供達は喜びました。

ジョーンズおじさんはその鐘を教会に吊るし鐘の音を鳴らします。
みんな驚きながら集まってきますが、ジョーンズおじさんの行動や子供達が手伝ったことを知ると、大人は驚きまた自分の子供を誇りに思いました。

教会の問題でバラバラになりかけたウォルナットグローブの住民達を救ったのは、ジョーンズおじさんと子供達だったのです。

 

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