映画『レオン』内容と感想 孤独なヒットマンに希望を与えた少女との友情物語 


ナタリー・ポートマンのデビュー作で有名でもある『レオン』。孤独にヒットマンとして生きるレオンと家族を殺されて孤独になってしまった少女マチルダ。そんな孤独な二人が大地に根を張って生きるために必死で戦った物語です。

『レオン』作品情報

タイトル レオン(Léon)
監督 リュック・ベッソン
公開 1995年3月25日
製作国 フランス/アメリカ
時間 1時間50分

Rotten Tomatoes

『レオン』あらすじ


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家族を惨殺された12歳の少女マチルダは、隣の部屋に住む殺し屋レオンに助けを求める。

戸惑いながらもマチルダに救いの手を差し出すレオン。

そこから二人の奇妙な共同生活が始まった。

弟の仇を討ちたいというマチルダにしかたなく殺しのテクニックを教えるレオンと、読み書きもできないレオンに文字を教えるマチルダ。

やがて二人の間には父娘とも恋人ともつかない愛情が芽生えていくが…。

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孤独なヒットマン:レオン

出典:IMDb

アメリカに逃げてきてNYのリトル・イタリーで暮らすレオン 。
彼は腕のいいヒットマンとして生計を立てていました。

お金は依頼主に預け、自分は質素に暮らしています。
ミルクが好きで観葉植物が唯一の友達であるレオンは、生きる希望を持たずにただ毎日を過ごすだけの生活を送っていました。

そんなレオンに希望を与えることになるのが、レオンの隣の部屋にすむマチルダです。
彼女は家族を麻薬取締局の刑事に殺されてしまいます。
マチルダはレオンに助けを求め、1人になったマチルダと孤独なヒットマンの共同生活が始まるのです。

12歳の少女マチルダは、弟を殺した刑事に復讐をすることだけが生きがいです。
マチルダはレオンに復讐の方法を教わっていきます。
最初はマチルダとの生活に戸惑いを隠せないレオンでしたが、いつしかマチルダを大切に思い始めたレオン。
娘のようでもあり友達のようでもあり恋人のようでもあるマチルダの存在。

レオンは彼女のおかげで生きる希望を持ちます。
それはアメリカにやってきて初めての希望でした。
大地に根を張らずにいきてきたレオンが、初めて大地に根を張っていきたいと思うようになったのでした。

ナタリー・ポートマンのデビュー作

出典:IMDb

12歳の少女マチルダを演じたのは、ナタリー・ポートマンです。
12歳のナタリー・ポートマンはこの作品が映画デビュー作品となります。
そしてデビュー作で一躍スター子役になっっていったのでした。

オーディションで選ばれたナタリー・ポートマンは2000人以上の中からマチルダ役をゲットしました。

リュック・ベッソン監督は『フィフス・エレメント』を製作するための資金集めとしてこの『レオン』を製作します。

大成功した『レオン』ですが、ナタリー・ポートマンは、リュック・ベッソン監督が他の作品のために作った作品で鮮烈なデビューを飾ることになりました。

12歳ながら大人のレオンを魅了するマチルダ。
少女と女性の狭間を見事に演じています。
背伸びしたい年頃のどこか大人びた表情は、すでに大女優の片鱗すら伺えます。

この作品で彼女は一躍有名になり、それゆえに失ってしまった自由もたくさんありますが、彼女はここからハリウッド女優としての階段をかけあがっていったのです。

感想

少女マチルダとヒットマン:レオンの関係は切なく儚いものでした。

マチルダを受け入れないレオンが、どんどんマチルダに魅了されていくシーンは微笑ましくもあります。

完全版ではマチルダとレオンの食事のシーンなど、二人の距離が縮まって行く様子が追加されています。

二人のゲームや食事のシーンはマチルダを唯一子供っぽく感じる瞬間かもしれません。

レオンの希望となったマチルダ。

二人の関係は親子でもあり友達でもあり恋人でもあったのかもしれません。

これからはレオンはマチルダのそばで、大地に根を張って生き続けるのです。

マチルダがレオンにとっての希望だったように、マチルダにとってもレオンは生きがいだったのです。

マチルダが最後にレオンの希望を叶えたシーンは、とても切なくなってしまいますがそれと同時に希望を感じるシーンにもなっていました。