『白蛇姫』の仕上げも終わり、なつ達が色を塗った絵もついに撮影されました。そして次は声の吹き込みです。なつはアニメの出来上がる過程を見ながら、アニメーターへの思いと強くしていきます。そしてそんななつの夢が叶う日がついにやってくるのです。
第11週「なつよ、アニメーターは君だ」
https://twitter.com/asadora_nhk/status/1137630433921961984
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東洋動画で働くなつたちは、数万枚におよぶ動画を描き上げ長編アニメ映画「白蛇姫」を完成させた。
風車に帰ると、新婚旅行で東京を訪れていた照男と砂良の姿があった。
思い出話に盛り上がる中、咲太郎も帰宅。
2人の兄が初めて顔を合わせる。
数日後、咲太郎の劇団の公演が幕を開け、なつは雪次郎とともにに訪れる。
主演女優・亀山蘭子とも会い、なつは大きな刺激を受ける。
そんな中、なつに再びアニメーターになるチャンスが回ってくる。
(出典:https://www.nhk.or.jp/natsuzora/story/11/)
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兄との再会
https://twitter.com/asadora_nhk/status/1137932428402667520
砂良さんと結婚した照男にいちゃんが、新婚旅行で東京にやってきました。
なつが東京にやってきてから、北海道の家族に会うのは初めてです。
久しぶりに北海道を思い出したなつ。
砂良さんはじいちゃんの作ったバターを持ってきてくれていました。
「3人で作ったバター」と伝言を頼んだおじいちゃん。
なつのバター作りの夢を砂良さんが引き継いでくれました。
北海道の家族を思い出しアニメーターに向かって頑張る元気をもらったなつでしたが、それと同時に会えていない妹千遥を思い出していたのでした。
「人形の家」の公演スタート
https://twitter.com/asadora_nhk/status/1138657213042626561
咲太郎の劇団の公演「人形の家」が始まります。
なつは雪次郎と一緒に公演を見にいき、とても感動していました。
そんななつ以上に感激していたのが雪次郎です。
彼は高校の時も演劇部だったし、東京に来ても咲太郎に演劇のことばかり聞いていました。
自分でもかなり勉強しているようなので、演劇が本当に大好きなのでしょう。
心のどこかで「演劇をやりたい」と思っておるようにも見えてしまいます。
女優の亀山蘭子にも「よく辞めれたわね」と言われて、かなり考え込んでいました。
一人息子として実家の仕事を継ぐことが決まっている雪次郎。
でもその雪次郎の心は少しずつ演劇に傾いているようです。
毎日ように「人形の家」を見にいっていた雪次郎からその思いを感じることができます。
「白蛇姫」
https://twitter.com/asadora_nhk/status/1138947921565630466
ついに完成した「白蛇姫」。
夏は声を入れる現場を見せてもらい、作品の内容に感動していました。
自分の書いた絵もちょとだけ登場していてなつにとっては感動の1日となります。
この「白蛇姫」のモデルは「白蛇伝」です。
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1958年に公開された日本最初の長編アニメーション映画で、東映動画で作られました。
『なつぞら』の中で亀山蘭子がもう1人の声優である豊富遊声のことを褒めると、咲太郎は「森繁久弥の方がうまいと思う」と言います。
実はこの『白蛇伝』の声優を担当していたのは、森繁久彌だったのです。
ちょとした遊び心のあるセリフになっていたのです。
なつの夢が叶う
https://twitter.com/asadora_nhk/status/1139310259577733125
「白蛇姫」が完成し、余裕のできたなつ達。
夏はトレースの練習をしていましたが、仲さんから「次回作が決まったからもう一度試験を受けてみないか」と誘われます。
もちろんなつは試験を受けます。
ここまで一生懸命に勉強してきたなつ。
かなり上達していたなつの絵は認められました。
そしてなつはついにアニメーターになれたのでした。
夢を叶えたなつ。
作画に人たちにも暖かく迎えられ、アニメーターとしての人生がスタートしたのです。
そして次回作は『わんぱく、牛若丸』。
キャラクターの募集があり、なつもそれに挑戦することに決めます。
なつはどんなキャラクターを生み出すのか、とても楽しみです。
千遥との再会
千遥に会いたいと思っていたなつは、のぶさんに頼んで千遥の居場所を探してもらいます。
そしてついに千遥の居場所が分かったのでした。
今すぐ会いたい気持ちを抑え、8月15日終戦記念日に会いに行く事を決めたなつと咲太郎。
勇気を出して8月15日に千遥のいる船橋の家を尋ねます。
そしてついに千遥のらしい人物を見つけました。
声をかけようとするなつを咲太郎は止めますが、なつは「千遥」と呼びかけます。
するとその女性はなつと咲太郎の方を振り返ったのでした。
5歳の時に別れたなつと咲太郎に気がつかなった千遥ですが、幼い頃あったきりなので仕方ないです。
しかし次回はそんな千遥とのことを巡って、何かありそうな予感がします。
アニメータとなって新たな一歩を踏み出したなつ。
千遥との間に何が起こるのでしょうか?