映画『シャザム』あらすじと解説 見た目は大人 心は子供それがヒーローなのだ


14歳の少年ビリーがある日突然ヒーロになってしまいます。突然手にしたスーパーパワーに驚きと喜びを隠せないビリーでしたが、その力を狙っている人物がいたのでした。14歳なのに大人のヒーローになったビリー。そこにはヒーローに姿が描かれていました。

『シャザム』作品情報

タイトル シャザム(Shazam!)
監督 デヴィッド・F・サンドバーグ
公開 2019年4月19日
製作国 アメリカ
時間 2時間12分

Rotten Tomatoes

『シャザム』あらすじ

©2019 Warner Bros. All Rights Reserved.

シャザムの力

魔法使いに選ばれその名を唱えたことでスーパーパワーを手に入れた少年ビリー。
彼が叫んだ言葉が「シャザム」でした。

シャザムとは

S:SOLOMON(ソロモンの知恵)
H:HERCULES(ヘラクレスの剛力)
A:ATLAS(アトラスのスタミナ)
Z:ZEUS(ゼウスの万能)
A:ACHILLIES(アキレスの勇気)
M:MERCURY(マーキュリーの神速)

それぞれの神話の神の頭文字をとってできた言葉でした。

突然力を手に入れたビリーは、その力によろこび自分の欲のために使います。
スーパーヒーローオタクのフレディとともにその力を録画し、ネットにアップしたりしながら楽しんでいました。

しかしそれはあくまでビリーが特別な力を手に入れただけであって、彼はスーパーヒーローではなかったのです。

なぜなら自分の欲望のために力を使っていたからです。
それはビリーの前に現れたビランのドクター・シヴァナと同じだったのです。

七つの大罪

パワーを持ったビリーの前に現れたのがドクター・シヴァナでした。
一度魔法使いに選ばれながらも、力をもらえなかったシヴァナ。
彼はよくに取り憑かれビランと化していきました。

彼が取り憑かれた欲。
それはキリスト教における人間を罪に導く七つの大罪です。

・傲慢
・怒り
・色欲
・怠惰
・大食
・強欲
・嫉妬

これらの欲に取り憑かれてしまったシヴァナは、ビリーの手にしたパワーを奪おうと彼の前に現れたのでした。

見た目は大人心は子供のヒーロー誕生

魔法使いがビリーを選んだ理由、それは彼が「純粋な心」の持ち主だったからです。

いじめられっ子にいじめられていたフレディを助けたビリー。
それが魔法使いに選ばれた原因でした。

「自分は違う」というビリーでしたが、彼の心の奥底に純粋さが眠っていたのです。
幼い頃母親と離れてしまったビリーにとっては何よりも母親を見つけることが大切なのです。

このことに必死になりすぎて純粋さを見失っていましたが、フレディやグループホームの仲間達と過ごすうちにその純粋さを取り戻していったのです。

そして自分のためではなく仲間のためや他人のためにその力を使うことを学んだのです。
こと時ビリーが初めてスーパーヒーローになった瞬間でした。

純粋な心。
大人になるにつれて忘れてしまいがちな心です。
善と悪をに欲を絡めてしまいます。
さらに弱きものから全てを奪ってしまいます。

でも純粋な心を持った子供達は違います。
彼らは全ての人を助けるのです。
それはたとえ敵であっても。

ビリーは七つの大罪に取り憑かれたシヴァナを助けました。
フレディは自分をいじめていたいじめっ子を助けました。

それは本当に彼らが純粋な心を持っていたからです。
だからビリーだけでなく、フレディやホームの仲間みんながヒーローになれたのです。

「シャザム」の持つ6つの力+純粋な心がヒーローの力だったのです。
だからこそ心は子供でなくてはいけないのです。
心が純粋でなくてはヒーローになれないのです。

「見た目は大人で心は子供」その言葉には、深い意味が隠されていました。

現代に生きる大人はどのくらいの人たちがヒーローになれるでしょうか?
ホームの子供達のようにみんなヒーローになれるでしょうか?

子供向けのようで大人に訴えた映画が『シャザム』でした。

まとめ

早く大人になりたい子供達。

子供の心を忘れてしまった大人達。

そんな子供と大人の心をヒーローものに置き換えたのが『シャザム』でした。

子供っぽいヒーローに何度も笑いますが、彼らの純粋な心に何度も心打たれます。

いつまでも「シャザム」に変身できるそんな心を持っていたいと思った映画でした。

 

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