無事に演劇も終わり、おじいちゃんも農協に協力することになり喜ぶなつ。ひと段落つけるかと思っていたのですが、東京から懐かしい顔がやってきたのでした。そして今週ついになつは兄・咲太郎と再会するのでした。
第5週「なつよ、お兄ちゃんはどこに?」
https://twitter.com/asadora_nhk/status/1122410153121320960
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ある日、東京からひとりの学生が訪ねて来た。
なつと生き別れた幼なじみ・佐々岡信哉だった。
感動の再会もつかの間、信哉から兄・咲太郎が新宿で働いているらしいと知らされ、なつは動揺する。
そんななつを見ていた富士子は、一緒に東京に行こうと提案。
夏休みを使って、なつは富士子とともに9年ぶりの上京を果たす。
東京の目覚ましい復興に圧倒されつつ、なつは新宿の有名店・川村屋を訪ねる。
そこの美人マダム・光子から兄について貴重な情報を聞く。
(出典:https://www.nhk.or.jp/natsuzora/story/05/)
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富士子の想い
https://twitter.com/asadora_nhk/status/1123365186193244160
なつと一緒になつの兄・咲太郎を探しにやってきた富士子。
彼女は十勝で夕見子に言われた「土地に縛るのはなつだけにして」という言葉を気にしていました。
東京で兄を探すなつを見て富士子はなつに「母親と思わなくてもいいんだからね」といいます。
「おばちゃんと思ってくれたらそれでいい」となつを思って口にしたのでしたが、その言葉がなつを悲しませてしまいます。
なつにとって母親は富士子なのです。
「お母さんを取らないで」と富士子の胸で泣いたなつ。
富士子はそんななつを暖かく抱きしめました。
なつに気を遣わせたくない富士子。
富士子に気を遣わせたくないなつ。
お互いが相手を思ってこその行動だったのですが、二人にとって気を使う必要はないくらい親子になっていたのでした。
母親として富士子はしっかりとなつを応援し続けていたのです。
兄との再会
https://twitter.com/asadora_nhk/status/1124089986654117888
新宿に着いてもなかなか見つからない兄・咲太郎。
しかし浅草でついになつは兄と再会できたのでした。
9年ぶりに再会した咲太郎となつは抱き合い再会を喜びます。
兄と別れた後の会話をするなつでしたが、どこか咲太郎の行動に不安を感じていました。
そしてその不安は的中してしまいます。
次の日約束の時間になっても現れない咲太郎。
実は警察に捕まってしまていたのでした。
ムーランルージュ新宿座を買い戻そうとした咲太郎は騙されてしまい、マダムに借金をしていました。
その借金を返すために質屋に時計を持っていった咲太郎でしたが、その腕時計が盗品だったのです。
真相を知り兄が盗んでいないことを知ったなつでしたが、咲太郎は師匠をかばい腕時計をもらった人の名前を言いません。
そのため釈放されなかったのです。
兄からの手紙を読むなつ。
そこには「俺のことを忘れてくれ。俺もなつを忘れる」と悲しい言葉が書いてありました。
その手紙を読み悲しさから、なつは涙を流すしかなかったのでした。
せっかく兄と再会できたなつでしたが、再会は暗いものとなってしまいました。
さらに十勝ではおじいいちゃんが照男に「なつと結婚しろ」ととんでもないことを言っていました。
なつを手放したくないおじいちゃん。
なつを柴田家の人間にするとんでもない方法を思いついたのでした。