映画『ブリッジ・オブ・スパイ』あらすじと解説 1960年代アメリカとソ連の冷戦時代


事実を元にした物語。1960年代アメリカとソ連の冷戦時代。スパイを弁護することになった弁護士ドノヴァン。彼は国よりも人権を守るために戦い、2対1さらに3カ国間の奇跡の取引を成功させたのでした。

『ブリッジ・オブ・スパイ』作品情報

タイトル ブリッジ・オブ・スパイ(Bridge of Spies)
監督 スティーヴン・スピルバーグ
公開 2016年1月8日
製作国 アメリカ
時間 2時間22分

Rotten Tomatoes

『ブリッジ・オブ・スパイ』あらすじ


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アメリカとソ連と東ドイツ

1950年代〜1960年代のアメリカとソ連の冷戦時代。
さらに西ドイツと東ドイツの状況。

『ブリッジ・オブ・スパイ』では当時の状況がリアルに描かれています。

アメリカとソ連はいつ戦争が起きてもおかしくない状況でした。
お互いが核を持っており、お互いの国を探り合っている状態です。

ソ連からアメリカにスパイとしてやって来たアベル。
彼らはコインの中に情報を隠しやりとりをしていました。
しかしアベルはスパイであることがアメリカ政府に捕まってしまいます。

それからしばらくして、アメリカはソ連の上空を偵察する作戦を立てます。
極秘に行われたスパイ活動。
特別な偵察機でソ連の上空を飛行し、ミサイル基地の写真を撮っていたのでした。

その中の1機がソ連の攻撃を受けて墜落してしまいます。
偵察機を爆破できず自殺もできずにソ連側に捕まったのが、パイロットのパワーズでした。

その頃ソ連に支配された東ドイツとアメリカに支配された西ドイツ。
東ドイツの住民は西ドイツに逃げ始めていました。

それを防ぐために、ソ連はベルリンに壁を作ります。

あっという間にできてしまった壁。
彼女を助けに東側に入っていたアメリカの留学生プライヤーは、西側に戻れずスパイ容疑をかけられて捕まってしまいました。

混沌とした時代。
ソ連や東ドイツの状況を映像でリアルに感じることができる瞬間でした。

アカデミー賞助演男優賞

『ブリッジ・オブ・スパイ』でソ連側のスパイのアベルを演じたマーク・ライランス
彼はこの作品でアカデミー賞助演男優賞を受賞しました。

私たちが想像するスパイらしくないアベル。
どこにでもいそうな絵の上手なおじいさん。
しかし彼はソ連のスパイだったのです。
アトリエにはスパイ活動に必要な道具がたくさん隠されていました。

部屋にFBIが乗り込んで来ても、捕まって警察に連行されても全く慌てる素振りのないアベル。

彼の弁護についたドノヴァンに「怖くないのか」と聞かれても、「それは役に立つのか?」と返すばかりです。

落ち着き払っていますが、どこか闇も持っているアベル。
そんな彼の苦悩をマーク・ライランスは見事に演じていました。

ラストで橋を渡った後、ドノヴァンの方を見たアベル。
彼の表情を忘れることはできません。

一言では言えない色んな感情の混ざった顔でした。
そしてそれがまた彼の今までの人生、そしてこれからの人生を物語っているようでした。

まとめ

実話を元にして製作された映画『ブリッジ・オブ・スパイ』。

一般人が信念を貫きヒーローになった様子が描かれていました。

また冷戦時代のアメリカ・ソ連・東ドイツの状況を知ることもできる作品でと絵も勉強になる映画でもあります。

 

 

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