映画『アナと雪の女王』の解説 現代とマッチした新しいプリンセス・エルサ

映画と同じように主題歌が全世界的にヒットした『アナと雪の女王』。ディズニーの新しいプリンセスとしても人気プリンセスの仲間入りをはたしました。なぜここまで『アナと雪の女王』はヒットしたのでしょうか?そこには現代のプリンセス像が描かれていました。

目次

『アナと雪の女王』作品情報

タイトル アナと雪の女王(Frozen
監督 クリス・バック/ジェニファー・リー
公開 2014年3月14日
製作国 アメリカ
時間 1時間42分

Rotten Tomatoes

あらすじ

(引用:MIHOシネマ

『アナと雪の女王』の原作は?

ディズニー映画の『アナと雪の女王』には原作が存在します。

それはアンデルセン童話の「雪の女王」です。


雪の女王

ただ、物語自体は全く違う内容です。

『アナと雪の女王』は氷の世界、雪の女王という設定をアンデルセン童話から引用しただけで、映画自体はは新しい内容の映画になっています。

新しいプリンセス像エルサ

©Disney

『アナと雪の女王』のプリンセス、エルサ。

これまでのディズニー映画のプリンセスは、王子様と結婚して幸せになるという終わり方でした。

それがプリンセスのハッピーエンドだったのです。

しかし『アナと雪の女王』のエルサには、そんな王子様は全く現れません。

それどころかエルサ自身に王子様を探している様子がありません。

自分の魔術によって悩むエルサですが、その悩みを解決したのはアナとの姉妹愛でした。

男性に頼り、男性に幸せにしてもらうというプリンセスではなかったのです。

これが現代にマッチしたプリンセスとして『アナと雪の女王』の人気の理由の1つになりました。

女性の自立を描いた映画でもあって、今までにないプリンセスの誕生となったのです。

ディズニー映画のプリンセスはそのキャラクターも大人気です。

それでもプリンセスは時代によって変わっていきます。

現代の女性が自立して生きているように、プリンセスも男性に幸せににしてもらうのがプリンセスではありません。

その扉を開けたのがエルサでした。

この後に作られたディズニーのプリンセス映画『モアナと伝説の海』のモアナもそうです。

モアナにも王子さまは現れません。

自分の力で心のままに生きて、村を守るプリンセスでした。

エルサが切り開いた新しいプリンセス。

これからのディズニーのプリンセスはどのように変わっていくのか、とても楽しみです。

 

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