映画『アーミー・オブ・ザ・デッド』オリンパスのホテルにゾンビが降臨


エリア51から運び出された1体のゾンビ。それがやがてラスベガスをゾンビで埋め尽くすことになってしまいました。隔離施設で生きる住民。一方ゾンビもまたラスベガスのホテルで軍隊を作り上げていました。その軍隊を束ねるゾンビの王様。それはオリンポスの山に住む全知全能の神ゼウスのようでした。

『アーミー・オブ・ザ・デッド』作品情報

タイトル アーミー・オブ・ザ・デッド(Army of the Dead)
監督 ザック・スナイダー
公開 2021年5月21日
製作国 アメリカ
時間 2時間28分

Rotten Tomatoes

あらすじ

ゾンビの大量発生により荒廃し、隔離されたラスベガス。

そこへ足を踏み入れた命知らずの傭兵集団が、究極の一攫千金を狙い、史上最大の強盗計画に打って出る。

(出典:Netflix)

統率された軍隊

ネバダ州にあるアメリカの軍事施設エリア51
そこから1つのコンテナが運び出されます。

厳重に管理され厳戒態勢の中、運び出されるコンテナ。
その中身は運んでいる兵士たちも知りません。

エリア51という場所がら「運んでいるのはエイリアンかなもな」と冗談を言い合う兵士たち。
実はコンテナの中身は、凶暴なゾンビだったのです。

事故に遭いコンテナから外に出た1体のゾンビ。
彼が向かったのはラスベガスの街でした。

そしてあっという間にラスベガスは、ゾンビの世界になってしまいます。

やがてゾンビはラスベガスの街に隔離されますが、その中で彼らは軍隊を作り上げました
1人のリーダーを元に統率されたゾンビ達。
それは知識のないゾンビではなく、明らかに有能な兵士のようなゾンビでした。

その兵士たちを束ねるのがゾンビの王様。
オリンパス・ホテルを住処にした彼は、まるでギリシア神話のオリンポスの山に暮らす神ゼウスのようです。

お金を得るためにラスベガスに入ってきた荒くれ者集団。
その姿をラズベガスにある自由の女神の象から見下ろす姿は、まさに神そのものです。

絶対的な権力を持っていた全知全能の神ゼウス。
ゾンビの王様もまた絶対的な権力を持ち、彼に逆らうものはいません。

人間に勝る能力でゾンビの軍隊を作り上げました。

そしてゾンビの領域に入ってきてルールを破った人間に、圧倒的な力で襲いかかったのです。

新たなゾンビ

エリア51から運び出されたゾンビ。

そのゾンビは今までの私たちが知っているゾンビとは違います。

もちろん頭を破壊すれば死ぬというルールは同じですが、それ以外はどうやら違うようです。

『アーミー・オブ・ザ・デッド』にはどうやら2種類のゾンビがいるようです。

・シャンブラー
・アルファ

シャンブラーは私たちに馴染みのあるゾンビで、知能はありません。
彼らはただただ人間に襲いかかるだけで、ゾンビに噛まれた人間はこのシャンブラーになります。

暑いラスベガスでは、ゾンビも干からびてしまいます。
しかし頭を撃ち抜かれていない彼らは、雨が降ると再び動き出すのです。

一方のアルファ。
これは統率の取れた軍隊の兵士のようなゾンビです。

彼らには知能があり、俊敏な動きができます。
アルファに噛まれた人間も、シャンブラーになります。

ではどうやってアルファが誕生したのか?

それはゾンビの王から誕生しました。
ゾンビの王に噛まれた人間は、アルファになるのです。

ゾンビの王はアルファを次々と作り出し、軍隊を築きました。

しかも知能があるだけでなく、どうやら彼らは子供を作ることもできるようです。

ゾンビの王の妻のお腹の中には新たなゾンビの命が宿っていました。

お妃を殺され子供の命も奪われた王様は、人間へと復讐に出たのです。

そこは私たちの知っているゾンビの世界ではありません。
ラスベガスの中は、ゾンビが暮らす1つの国のようになっていたのです。

まとめ

新しいゾンビの誕生を描いた『アーミー・オブ・ザ・デッド』。

それは1人の絶対的権力を持つゾンビが支配する、ゾンビ王国でした。

何も知らずにその世界に乗り込んだ人間は、ゾンビの前になすすべもありません。

ゾンビの王様の姿は、まさに神ゼウスの姿だったのです。