映画『ウィズアウト・リモース』国に裏切られた男の復讐の物語


妻と彼女のお腹の中にいる子供を殺されたジョン・ケリー。元ネイビーシールズの隊員である彼の復讐劇を描いた作品が『ウィズアウト・リモース』です。子供ができたことで除隊したジョンでしたが、除隊前の任務が原因で家族が殺されてしまいます。しかもそれは家族だけでなくネイビーシールズの仲間達までも。ジョンは全てを捨てて復讐のために立ち上がりました。

『ウィズアウト・リモース』作品情報


ウィズアウト・リモース

タイトル ウィズアウト・リモース (Tom Clancy’s Without Remorse)
監督 ステファノ・ソリマ
公開 2021年4月30日
製作国 アメリカ
時間 1時間49分

Rotten Tomatoes

あらすじ

元アメリカ海軍特殊部隊の精鋭兵士、ジョン・クラークは妊娠中の妻を殺されてしまう。

妻を殺害した犯人を必死で追う中、彼は国家が事件に関わっていることを知る。

そして、国家の陰謀を暴いていく。

(出典:https://www.amazon.co.jp/dp/B0938FP398)

ジョン・ケリー

元ネイビーシールズのジョン・ケリー。
彼は上級兵曹長として素晴らしい活躍をしていましたが、愛する妻が妊娠したこともありネイビーシールズを除隊しました。

彼は除隊前にシリアノのアレッポで人質になったCIAの工作員を救出するという任務につきます。
そこで彼らを待ち構えていたのはシリアの兵士ではなく、ロシアの傭兵でした。
彼らはロシア兵を殺し任務を成功させましたが、それが全ての始まりだったのです。

その後、ジョンは除隊しましたがロシア兵が家に侵入し、妊娠中の妻は殺されてしまいます。
また別の場所では人質救出を行なった仲間の隊員が殺されていました。

本来ならばジョンも妻と一緒に殺されるはずだったのです。
生き残ったジョンは復讐を誓い、妻を殺したロシア兵を探し始めました。

しかし、それは仕組まれた全ての罠だったのです。
罠に気がついたジョン・ケリーは死んだことにして黒幕を突き止めます。

陰謀を暴いたジョンでしたが、彼は死んだことになっています。
そこでCIAは彼に新たな身分を用意しました。

それはジョン・クラーク

彼はジョン・ケリーからジョン・クラークとなり、姿を消したのでした。

ロシアvsアメリカ

妻を殺され復讐に燃えるジョン。
しかしそれは全て仕組まれた罠でした。

全てはアメリカとロシアを戦争させるためだったのです。

・シリアでロシア兵を殺す(アメリカ)
・アメリカ国内でシールズ隊員を殺す(ロシア)
・ジョンが元FSB(ロシア連邦保安庁)のワシリエフを殺す(アメリカ)
・アメリカの民間機を撃墜(ロシア)
・ロシアの警察をシールズが殺す(アメリカ)
・ロシア国内でシールズの隊員が死ぬ(ロシア)

これは全て用意されていたシナリオでした。

そしてこのシナリオはアメリカとロシアを戦争させるためでした。

アメリカの国内で進む分断。
それを防ぐためにアメリカ国防長官は、ロシアという敵を作りアメリカ国内を1つにしようと考えていたのです。

しかしジョンは陰謀に気がつきます。
ロシアで死んだことにして彼は黒幕を突き止めたのでした。

レインボー・シックス

ジョン・クラークとなり姿を消してから1年後、彼は再びワシントンに戻ってきます。

そしてCIA長官となったリターに「多国籍テロ対策チーム」を作ると伝えます。
彼はこの1年間身を隠して生活を送りながら、未来に不安を感じていたのです。

諜報機関の支援を受けNATOの精鋭を集めたチーム。
ジョン・クラークは自らそのチームの指揮を取ると言いました。

「レインボー」と呼ばれるチーム。
ジョン・クラークは未来を守るために動き始めたのです。

まとめ

復讐に燃える男の姿を描いた物語『ウィズアウト・リモース』。

それはジョン・ケリーがジョン・クラークとなる物語でもあり、同時に世界を守る「レインボー」誕生の物語でもあったのです。

国を守るために戦い続けた男は、今度は世界を守るために戦うことになるのです。