映画『ディープ・インパクト 』コンピューターの命の選別 自分の意思で人生を決めた英雄


1年後地球に彗星が衝突する!そんな事態を防ぐために動き出したNASAの宇宙飛行士。人類を空くために彗星に向かうが、残念ながらミッションを失敗。それでも自分たちにできることはと考える彼ら。その頃地球では命の選択が行われる中、自分よりも相手の命を優先する人達がいました。人間の優しさがあふれた時、地球は救われるのです。

『ディープ・インパクト 』作品情報


ディープ・インパクト [DVD]

タイトル ディープ・インパクト(Deep Impact)
監督 ミミ・レダー
公開 1998年6月20日
製作国 アメリカ
時間 2時間

Rotten Tomatoes

あらすじ

ホワイトハウスの女性スキャンダルを追っていたテレビ局のジェニーは、「エリー」という名に行き当たる。

だがそれは女性の名ではなく、「Extinction Level Event(種の絶滅を引き起こす事象)」の略だった。

大統領は、1年後に未知の彗星が地球に衝突する可能性があることを公表。

これを阻止すべく彗星を核爆発させて軌道修正するプロジェクトが実行されたが、結果は失敗。衝突が刻一刻と迫る中、ついに大統領は地下に選ばれた100万人だけを移住させる計画を発表するのだった……。

(出典:https://www.allcinema.net/cinema/84126)

宇宙船メサイア

地球に衝突する彗星を爆破させるために、NASAとロシアが共同で開発した史上最大の宇宙船メサイアを造りました。

その名の通り救世主となるために、6人の宇宙飛行士はシャトルに乗り込み軌道上にあるメサイアに向かうのです。

彗星の自転は14時間。
7時間の夜の後、太陽の日射しが彗星に当たり始めます。
太陽の陽射しが当たり始めると、彗星の地表の温度は上昇しガスが噴出します。
そのため彼らは夜の間に彗星に核爆弾を設置し、その後彗星から脱出して離れた場所で核を爆発させ彗星を粉々にするこというミッションを行うことになりました。

5ヶ月後無事に彗星に到着した6人。
核爆弾を地下100mのところに設置しようとしますが、掘削中に爆弾が挟まり止まってしまいました。
なんとか爆弾を押しこみ無事にセットしますが、すでに太陽の陽射しが当たり始め彗星ではがすが噴出し始めていました。

そして仲間の1人がこのガスで吹き飛ばされてしまいました。

それでも着陸船からメサイアに戻った宇宙飛行士達は、彗星の核爆弾を爆発させます。
計画通りに進めば、彗星は破壊されるはずでしたが、2つに割れただけでそのまま地球に向かっていたのでした。

メサイアの計画は失敗に終わってしまいます。
しかもメサイアは核爆発の爆風の衝撃で破損していました。
それでも彼らはなんとか地球を救おうとします。

2つに割れた彗星のうち大きい彗星をメサイアに残っていた核で破壊しようと考えたのです。
しかしこれは、彼らの命を奪う作戦です。
彗星には着陸できないので、メサイアごと彗星に衝突して爆発を起こすことになります。

それでも地球を救うため人類を救うため、彼らは救世主となっ他のでした。

命の選別

メサイアのミッションの失敗の後、大統領は辛い発表を国民に伝えます。

彗星が地球に衝突した時のことを考え、100万人を新世界構築のために地下都市に避難させることにしたのです。

ノアの方舟に乗れるのはたった100万人。
そのうち20万人は科学者・医師・技術者・教師・芸術家などの専門家達です。
それ以外の80万人はコンピューターが無作為に選び出した人達です。
ただし、その80万人のなかに50歳以上の人は含まれていないのです。

地球滅亡前に始まった突然の命の選別。
これにより各地で暴動が起き始めます。
選ばればかった人達の怒りが爆発したのでした。

そんな中彗星を見つけた高校生のリオは80万人に選ばれました。
選ばればかった彼女サラを連れていくためサラと結婚します。
しかしサラの家族は地下都市にいくことができません。

一度は地下都市に向かったリオでしたが、愛する人のそばにいるためにサラのもとに戻っていきました。

またニュースキャスターのジェニーも選ばれますが、彼女は自分の席を同僚のベスとその娘に譲りました。
選ばればかった母が死に、50歳以上の父親も選ばれていません。
ジェニーは地上に残り父親と一緒にいることを選んだのでした。

命の選別が行われる中愛する人を一緒にいることを、自分の意志で選んだ人達。
地球を救うために自分の意志で、彗星に向かうと決めた宇宙飛行士達。

彼らはコンピューターに決められる人生ではなく、自分の力で人生を決めたのでした。

まとめ

人類滅亡の危機に晒された時、突然行われた命の選別。

それは無情にも家族や友人達を引き裂くことになってしまいました。

しかしそんな中、自分の意志で自分の人生を決めた人達。

それは明るい未来だけではなかったですが、彼らの行動が人類の希望に繋がったのです。

人間の優しさや素晴らしさを描くと同時に人類の怖さを浮き彫りにしたのが映画『ディープ・インパクト』でした。