映画『ローン・レンジャー』で知る西部開拓時代の様子や先住民との関係


1869年のテキサスが舞台の『ローン・レンジャー』では、テキサスレンジャーや大陸横断鉄道が開通する様子さらには西部開拓時代のコマンチ族のことも描かれています。この頃テキサス州で何が起きていたのか。『ローン・レンジャー』を見ながら西部開拓時代のテキサスを見ていきたいと思います。

『ローン・レンジャー』作品情報


ローン・レンジャー [Blu-ray]

タイトル ローン・レンジャー(The Lone Ranger)
監督 ゴア・ヴァービンスキー
公開 2013年8月2日
製作国 アメリカ
時間 2時間30分

Rotten Tomatoes

あらすじ

少年時代に起きた事件のせいで、悪人たちへの復讐に燃えるトントは、瀕死の男ジョンを助ける。

ジョンは兄の死を知り悪人たちとの戦いを決意、白馬シルバーを従え、マスクをつけた謎のヒーロー“ローン・レンジャー”として、トントと共に巨悪に立ち向かう。

正義と復讐をかけ、キモサベたちがこの世の悪との戦いに挑む!

(出典:https://www.disney.co.jp/studio/liveaction/1193.html)

テキサス・レンジャー

法執行官であるテキサス・レンジャー

映画『ローン・レンジャー』の中ではダン・リード達が、テキサスレンジャーでした。

テキサスに白人達が入植したのは1821年。
しかしその土地は、先住民達が暮らしていました。

そのため先住民達の襲撃から入植者達を守るために作られたのが、自警団がテキサス・レンジャーです。

入植者を守るためのテキサス・レンジャーでしたが、やがてパトロール隊となります。
だから『ローン・レンジャー』の中でダン達は、先住民を殺していた犯罪者のキャヴェンディッシュを追いかけたのです。

『ローン・レンジャー』の舞台の1869年頃には、テキサス州内の警察活動も行うようになっていました。
そんな中でダンはコマンチ族と交流を深め、彼らの土地や暮らしを守ろうとしていたのかもしれません。

大陸横断鉄道

『ローン・レンジャー』の後半では大陸横断鉄道が開通したセレモニーが描かれています。

実際に1869年5月10日に最初の大陸横断鉄道が開通しました。
それはネブラスカ州オマハとカリフォルニア州サクラメントの間を結んだ鉄道でした。

開通のセレモニーがユタ州のプロモントリー・サミットで行われています。
『ローン・レンジャー』の中でもそのセレモニーの様子が描かれていました。

その後も大陸横断鉄道はいくつもの線が作られて行くのですが、『ローン・レンジャー』の中のレイサム・コールはこの大陸鉄道を手に入れようとしていました。

そのためにコマンチ族の土地にあった銀が必要だったのです。
さらにコマンチ族の居留地に鉄道を走らせたかったので、レイサム・コールにとってはコマンチ族が邪魔だったのです。

だからレイサム・コールはあえてコマンチ族が住民を襲ったように見せかけて、騎馬隊にコマンチ族を滅ぼさせようとしていたのでした。

コマンチ族

テキサス・レンジャーのジョンの相棒はコマンチ族のトントでした。

コマンチ族とはアメリカ南部の大平原に住んでいた先住民です。

彼らはスペイン人が入植してきたときにスペイン人から馬を得ます。
そしてコマンチ族は騎馬民族となっていきました。

アパッチ族を追い出したコマンチ族は南部を制圧します。

その後、その土地を奪おうとした白人と何度も戦いを繰り返すことになるのです。

『ローン・レンジャー』の中では描かれていませんが、どちらかというと略奪を繰り返していた部族だったようです。

しかしそんな彼らもやがて白人に土地を奪われてしまい、居留地に追いやられてしまうのです。

まとめ

トントとジョンの愉快な友情を描いた映画『ローン・レンジャー』ですが、その舞台は1869年の西部開拓時代となっていました。

当時のテキサス・レンジャーや大陸横断鉄道など西部の開拓の様子を見ることができます。

さらには元々住んでいた先住民達と白人の関係など、当時の時代背景を知ることができる映画が『ローン・レンジャー』でもあります。