映画『パイレーツ・オブ・カリビアン/呪われた海賊たち』カリブに実在した海賊と実在した征服者コルテス


デズニーランドの乗り物が原作という異例の作品『パイレーツ・オブ・カリビアン/呪われた海賊たち』ですが、ジョニー・デップが世界的に有名になった作品でもあります。ここでは作品を通してカリブにいる海賊について調べてみたいと思います。

『パイレーツ・オブ・カリビアン/呪われた海賊たち』作品情報


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タイトル パイレーツ・オブ・カリビアン/呪われた海賊たち(Pirates of the Caribbean: The Curse of the Black Pearl)
監督 ゴア・ヴァービンスキー
公開 2003年8月2日
製作国 アメリカ
時間 2時間23分

Rotten Tomatoes

あらすじ

17世紀、海賊たちが大海原を荒らしまわっていた遥かなる時代。

カリブ海の港町ポートロイヤル。

美しい総督の娘エリザベスはかつて海上で助けた少年ウィルが身につけていた黄金のメダルを手に入れ、今も密かに保管していた。そんなある日、突然ブラックパール号に乗ったキャプテン・バルボッサ率いる冷酷な海賊たちが町に現われ、エリザベスがさらわれてしまう。

海賊の目的は、彼女がその時身につけていた例のメダルだった。

一方、鍛冶屋で働く逞しい若者へと成長したウィルは、幽閉されていた元ブラックパール号船長で一匹狼の海賊ジャック・スパロウと手を組み、エリザベスの救出に向かうのだが…。

(出典:https://www.allcinema.net/cinema/240710)

カリブの海賊

「カリブの海賊」と聞くとディズニーランドのアトラクションを思い浮かべます。
『パイレーツ・オブ・カリビアン/呪われた海賊たち』はそのアトラクションが元になって作られた映画でもあるのです。

しかし実際に「カリブの海賊」は存在していました。
カリブの海賊は16世紀に誕生したと言われています。

カリブ海にはたくさんの島々があり、スペインはその島々を植民地としていました。
それに対して不満を抱いていたイギリスやフランスなどが、カリブ海に軍隊を派遣しました。
これが最初のカリブの海賊と言われていて、最初の海賊は国から許可を得ていた海賊だったのです。

また植民地化されてしまった島に住めなくなった人達が、船で暮らすようになり新たな海賊が誕生しました。
荒くれ者のイメージの海賊はこちらかもしれません。
彼らはカリブ海を通る船を次々と襲うようになったのです。

しかし彼らを作る原因になったのは、ヨーロッパの国々でもあったのです。
島を植民地化するために追い出されたしまった人々。
そんな彼らが海賊となり、生活のためまた島を追い出され生活を奪われた復讐のために船を襲ったのでした。

アステカ帝国を征服した男

『パイレーツ・オブ・カリビアン/呪われた海賊たち』に登場する海賊たち。
彼らは呪いをかけられていました。

彼らにかけられた呪いは「アステカの呪い」でしたが、この呪いに登場するコルテスという人物は実在した人物です。

15世紀にメキシコにあったアステカ帝国。
ここを征服したのがスペインのコルテスです。
彼は400〜600人の兵を率いて1519年アステカに上陸し征服したのでした。
征服時にスペインの兵士たちが行った虐殺はとても残虐なものだったと言われています。

その残虐さが『パイレーツ・オブ・カリビアン/呪われた海賊たち』の中の「呪い」になっています。

「虐殺をやめてほしい」という人々の願いを込めてアステカの人々は金貨を送りますが、コルテスは虐殺をやめませんでした。
それに起こったアステカの神々が金貨に呪いをかけたことになっていたのです。

そしてその呪いを解くには金貨を全て集め流された血を贖うことが必要です。
そのために金貨を持っていたエリザベスと、贖いの血であるウィル・ターナーは海賊達から追われることになったのでした。

ウィル・ターナーの血が必要だったのは、彼の父親が最後に金貨を盗んだ人物だったからです。
父親が死んでしまったため息子のウィルの血が必要だったのです。

まとめ

ディズニーランドのアトラクションから生まれた映画『パイレーツ・オブ・カリビアン/呪われた海賊たち』。

ファンタジー作品ではありますがカリブに存在した海賊は事実であり、またアステカを征服したコルテスも実在し本当にアステカを征服していました。

フィクションの中に歴史的事実も描かれていたのが『パイレーツ・オブ・カリビアン/呪われた海賊たち』だったのです。