映画『ワーテルロー』あらすじと解説 英雄の最後の戦いワーテルロー

フランスの英雄皇帝ナポレオン。カリスマ性を持ち若さと勢いで一気に皇帝まで上り詰めたナポレオンでしたが、ヨーロッパ全土を征服しようとしたナポレオンの威力は次第に失速してしまいます。映画『ワーテルロー』はナポレオンの最後の戦いが描かれています。

目次

『ワーテルロー』 作品情報

タイトル ワーテルロー(Waterloo)
監督 セルゲーイ・ボンダルチューク
公開 1970年12月19日
製作国 イタリア/ソビエト連邦
時間 2時間14分

Rotten Tomatoes

『ワーテルロー』 あらすじ


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フランス全土はナポレオンがエルバ島から脱出した事を知り興奮にわきかえっていた。

南仏に上陸したナポレオンは護衛兵を従えパリに向かった。

パリのルイ十八世は、かつてナポレオンの将校だったネイ将軍を派遣し、進撃を阻止しようとしたが兵隊はナポレオンを見ると銃を投げだし、歓声をあげて彼のまわりにむらがった。

ルイ十八世軍と一度も戦火を交えず凱旋した彼は民衆の熱狂的歓迎を受け再びフランスの皇帝になり、ルイ十八世はなすすべもなく王宮を渡した。

しかし、英、仏、オーストリア、プロシャの各国は、今度こそナポレオンを徹底的に駆逐しようと、軍備を強化していた。

(出典:https://eiga.com/movie/51076/)

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フランス皇帝ナポレオン

出典:IMDb

フランスの英雄とも言われる皇帝ナポレオン。
幼い頃から頭が良かったナポレオンは、カリスマ性を武器にしながら一気に政治の世界で名を馳せます。

フランス貴族の生まれではありますが貧しい貴族の家に生まれたナポレオン。
フランス革命により混沌とする軍隊に入隊し頭角を現しました。

軍事的な作戦と頭脳で1796年にオーストリア軍を次々と破りフランスを勝利に導いたナポレオン。

他国がフランスに干渉することをやめさてたナポレオンは国民に英雄となります。

そして1799年ナポレオンはクーデターを起こし、皇帝の座についたのでした
革命や戦争に疲れていた国民はナポレオンを英雄として受け入れたのでした。

しかしその後、ナポレオンはヨーロッパ全土の征服を考えるようになり戦争を開始します。
最初は順調に勝利を収めフランスの栄光は続きていましたが、1812年にロシアとの戦いに敗れてしまいます。

これをきっかけにナポレオンの絶対的な力は崩れ始めます。
そして1814年ついにナポレオンは皇帝の座を退き、エルバ島に島流しになったのでした。

映画『ワーテルロー』では、ナポレオンがエルバ島に行くところから始まります。
エルバ島に行かされたナポレオンでしたが、わずか10ヶ月後1000名ほどの軍を率いてフランスに上陸しました。

そしてまた皇帝の座に返り咲いたのでした。
この時ナポレオンは倒そうとやってきたフランス軍でしたが、ナポレオンを前にした途端ナポレオン側についてしまいます。

これを見ると彼が当時どれだけ国民にとって英雄だったのかが分かります。

そしてナポレオンはイギリス軍やプロシア軍との戦いを行うことになります。
それがワーテルローの戦いなのです。

ワーテルローの戦い

出典:IMDb

ナポレオン率いるフランス軍は川を渡り国境を超えて、ベルギーのシャルルロアでプロシア軍を破ります。
プロシア軍は後退しますが、ナポレオンは軍人のグルーシーにフランス軍の1/3にあたる3万の兵を渡し、プロシア軍を追撃するように命じます。

プロシア軍をグルーシーに任せたナポレオンはブリュッセルにいるウェリントン率いるイギリス軍の元に向かいます。
一方でウェリントンはイギリス軍を後退させ、ワーテルローに向かいました。
後ろが林に囲まれて不利な場所でありましたが、ここでフランス軍と戦うことを決めたのでした。

激しく雨の降る中、後退するプロシア軍はウェリントン率いるイギリス軍のいるワーテルローを目指しています。
一方プロシア軍を追いかけるグルーシーでしたが、雨のせいもありプロシア軍に追いつくことができませんでした。
(結果、これがワーテルローの戦いに結果に大きな影響をもたらします)

翌朝ナポレオンは晴れたのでイギリス軍に攻撃を仕掛けようとしますが、前日の雨で足場が悪く大砲を動かすのに時間がかかると言われてしまいます。
その結果攻撃開始時刻が遅くなってしまいました。

11時半頃イギリス軍に攻撃を開始したナポレオン。
激しい戦いが始まりますが、少しずつフランス軍が優勢になっていきます。
後退せざるおえなくなってしまったイギリス軍。
ナポレオンは勝利を感じますが、その時プロシア軍がワーテルローに到着したのでした。

プロシア軍も加わり数の増えたイギリス軍は、劣勢から巻き返しフランス軍に勝利したのでした。

雨のせいで攻撃時間が遅れたことで、プロシア軍の到着が間に合ったのです。
ワーテルローの地形を知っていて天候を見据え、この場での戦いを選んだウェリントンが頭脳戦を制したのでした。

この戦いで敗れたナポレオンは失脚し、ナポレオンの時代は幕を閉じたのでした。

まとめ

英雄と言われるナポレオンの最後の戦いを描いた『ワーテルロー』。

ナポレオンが失脚してしまうことになったワーテルローの戦いの全てを知ることができます。

この戦いがどれほど壮絶な戦いだっのか、ナポレオンとウェリントンの心の声を聞くと感じることができます。

頭脳戦と心理戦でもあったワーテルローの戦い。

この戦いの結果が今のヨーロッパの未来を作ったのでした。

 

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