ドラマ『ブレグジット EU離脱』あらすじと解説 国民投票の裏にあった戦い


イギリスのEU離脱。世界を驚かせた国民党の結果の裏側に隠されたいた「離脱派」と「残留派」の戦い。EU離脱期限を延長するなど、選挙後混乱が続いているイギリスの実態を知ることのできるドラマです。

https://youtu.be/h-YM8FnWZAU

『ブレグジット EU離脱』作品情報

タイトル ブレグジット EU離脱(Brexit: The Uncivil War)
監督 トビー・ヘインズ
公開 2019年3月31日
製作国 イギリス
時間 1時間32分

『ブレグジット EU離脱』あらすじ

出典:IMDb

2016年。

政治戦略家ドミニク・カミングスは、EU離脱国民投票に向けて、イギリス独立党のロビイストから離脱派の選挙参謀になるよう依頼される。

依頼を受けた彼は、データアナリストの協力のもと、高度なアルゴリズムを使い、相手陣営も知らない有権者でありながら投票したことのない人々「存在しないはずの300万人」を得票のターゲットに絞り込む。

そしてソーシャルメディアで離脱を訴えるキャンペーンを始めるのだが…。

(出典:https://www.star-ch.jp/channel/detail.php?movie_id=27631)

EUとイギリスの関係

出典:IMDb

EUとはヨーロッパ28カ国(2019年3月現在)が加盟する欧州連合です。
ヨーロッパの平和と安全や繁栄を目指すために作られました。

1993年に発足し、パスポート無しで加盟国を自由に行き来できるようになり、1998年に通過がユーロに統一されました。
しかしイギリスだけはこの時に通過をポンドのままに残していました。

両替の手間や手数料などがなくなり経済の発展につながるという感変えもありますが、リスクももちろんあります。

加盟国の経済が悪化するとユーロの価値が下がってしまう可能性があります。

イギリスは独自の経済政策などもあり通過をポンドのままにしておいたのでした。

国民投票に至った経緯

出典:IMDb

イギリスはなぜEU離脱に関して国民投票を行うことになったのでしょうか?

離脱派の人の考え

・移民によりイギリス国民の仕事が奪われた
・移民により福祉や社会保障の圧迫
・ユーロ危機
(ギリシャの経済破綻の際に、イギリスも負担した)

など、EUに加盟することでの不満が国内に充満していました。

これに対してEU支持派である当時のキャメロン 首相は、2013年1月に国民投票を行うと決めました。

キャメロン首相はEU支持派ですので、もちろん国民投票ではEU残留派が勝利するという考えだったのです。

アメリカをはじめ他国もEU残留を支持し、IMF(国際通貨基金)などの団体もEUを離脱すればイギリスの経済が破綻するという警告を示したことで、キャメロン首相は勝利を確信していたのかもしれません。

国民投票に勝利し、その後の長期政権維持も考えていたキャメロン首相。
しかしEU離脱という結果になり、辞任したのでした。

『ブレグジット EU離脱』では残留が優位に見えていたのに、なぜ離脱派が勝利したのか。
離脱派に流れていった国民感情。
その手法の一部始終が描かれています。

まとめ

イギリスのEU離脱が決まってから、混沌とするイギリス国内。

2019年3月29日のEU離脱期限は延長されました。

今もなお先の見えない状況の中、イギリス国民の真意はどこにあるのか?

そして今後のイギリスはどうなってしまうのか?

『ブレグジット EU離脱』では国際問題の始まりに到るまでを知ることができます。