映画『ラブ・アゲイン』魂の伴侶を見つけた3人の男の恋の物語


ラブコメ映画の『ラブ・アゲイン』。コメディだけど「愛」についてストレートに描き、また中年・青年・少年と様々な視点から恋について描いています。後半驚きのサプライズもありましたが、「魂の伴侶」を見つけた3人の純愛ラブストーリーを見ることができる映画になっています。

『ラブ・アゲイン』作品情報


ラブ・アゲイン [Blu-ray]

タイトル ラブ・アゲイン(Crazy, Stupid, Love.)
監督 グレン・フィカーラ/ジョン・レクア
公開 2011年11月19日
製作国 アメリカ
時間 1時間58分

Rotten Tomatoes

あらすじ

40代の生真面目な男カルは、妻エミリーが浮気をし離婚を切り出される。

高校時代からつきあっていたエミリー以外の女性とデートもしたことがないカルだったが、ある夜、バーでプレイボーイのジェイコブと知り合い、ジェイコブの助言でファッションや髪型を磨いて新しい人生を歩もうとする。

(出典:https://eiga.com/movie/56027/)

3つのラブストーリ

キャルとエミリー

15歳で出会いそのまま結婚したキャルとエミリー。
気がつけば3人の子供もでき40代になっていました。

いつしかすれ違うようになってしまった2人。
妻のエミリーは外見を気にしなくなってしまったキャルに魅力を感じなくなり、同僚と浮気をしてしまいます。

キャルに離婚して欲しいと伝えたエミリーですが、本心はキャルのことをまだ愛していました。
エミリーは自分自身で「中年の危機」と表現しています。

夫のことを愛しているけど、努力をしなくなった夫に寂しさを感じていたのです。
それは自分のことを女性として見てくれない自分自身への寂しさでもありました。

だから自分のことを1人の女性として扱ってくれる同僚にときめいてしまったのです。

一方いきなり妻に離婚を切り出されたキャル。
冷静を装いますが、傷心しきっていました。

そんなキャルを見かねて、彼を改造し始めた女好きのジェイコブ。
少しづつかっこよくなり女性の扱い方のテクニックを覚えたキャルは、妻以外の女性と初めて関係を持つようになりそこから遊び始めました。

ナンパに成功し自信をつけたキャルは、この時初めてなぜ妻が自分のことを捨てたのか理解しました。
自分の怠慢さに初めて気がついたのでした。

妻を忘れようとしても忘れることができないキャル。
妻の想いもしり、もう一度妻へ気持ちを伝えることにしました。

それは「魂の伴侶」を見つけた15歳の時の自分の気持ちを、息子が思い出させてくれたからでした。

ジェイコブとハンナ

女好きのジェイコブ。
毎日バーで女性に声をかけお持ち帰りする日々です。

ある日バーにいたハンナに声をかけますが、ハンナは他の女性と違い彼の誘いには乗りませんでした。

ハンナには愛する恋人がいます。
彼と結婚することを夢見ていますが、男の方は全くその気がありません。
それどころか「もう少し時間が必要だ」とハンナに言います。

その言葉を聞いたハンナはジェイコブのいるバーに行き、ジェイコブの誘いに乗ったのでした。
ジェイコブはハンナを家に連れて行きいつも通り振る舞います。
ハンナもその気でいましたが、最初はその気でしたがだんだん緊張して来ます。

とりあえずベッドには向かったものの、やっぱりやる気にはなれません。
そしてジェイコブを会話を続け、なんとか雰囲気を誤魔化そうとしていました。

やがてジェイコブもそんなハンナに折れて、2人は話を始めます。
何気ない会話でしたが、この会話がジェイコブにとっては心が安らぐ時間でした

「俺は不幸だ。幸せを買いたいのにうまくいかない」とつい本音を話してしまうくらい気持ちのいい時間でした。

そして自分のことを語らないはずだったジェイコブは、自分のことを聞いてくれとハンナにお願いしました。

ジェイコブは本気でハンナのことを好きになっていました。
この時きっとジェイコブは「魂の伴侶」を見つけたのでしょう。

ロビーとジェシカ

13歳のロビー。
彼は家にベビーシッターに来る17歳のジェシカに恋してしまいます。

ジェシカに自分の気持ちを伝えるロビーですが、彼女は全く振り向いてくれません。
しかも好きな人がいると言われてしまいます。

それでも諦めないロビー。
キャルよりもジェイコブよりもロビーが1番まっすぐに自分の気持ちに生きていました。

ジェシカのことを「魂の伴侶」というくらい、ジェシカのことをまっすぐに相手しました。
彼は父親キャルにも母を諦めるなと、父の背中を押しました。

そんなロビーもさすがにジェシカの想いを寄せる相手が父親だと知りショックを受けます。
父親と距離を取るようになってしまいました。

しかし卒業式で父親のスピーチを聞きます。
みんなの前で妻に自分の気持ちを伝えたキャル。
「諦めない」と誓ったキャルを見て、ロビーもジェシカへの思いを告白しました。

ロビーにとってエミリーを諦めない父親は、最高の父親でした。
そしてそんな父親を見本にしようとロビーは思っていたのです。

まとめ

笑いあり感動ありのラブコメ『ラブ・アゲイン』。

どの恋愛も切ないほど純愛で心が温まるものでした。

「魂の伴侶」を追いかける3人の男性ですが、後半思いも寄らない展開でそれぞれが繋がりを見せます。

それはネタバレしてしまうと面白くないので、まだ『ラブ・アゲイン』を見ていない人は、ぜひ自分の目で驚きを確かめてください