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【映画カレンダー】この記事では日付にまつわる映画を紹介しています。
9月5日にまつわる映画は、アニメシリーズ1作目『宇宙戦艦ヤマト』を再構築して制作された1977年の劇場版『宇宙戦艦ヤマト』です。
『宇宙戦艦ヤマト 劇場版』
タイトル | 宇宙戦艦ヤマト 劇場版 |
監督 | 舛田利雄 |
公開 | 1977年8月6日 |
製作国 | 日本 |
時間 | 2時間31分 |
あらすじ
西暦2199年。地球侵略を企てる異星人国家ガミラスの攻撃により地表は放射能汚染され、人類は滅亡の危機にあった。そんな中、地球から14万8000光年離れたイスカンダル星からメッセージが届く。そこには、イスカンダルにある放射能除去装置を取りに来るよう書かれていた。人類はメッセージと共に送られてきた波動エンジンの設計図を基に、第2次世界大戦の戦艦「大和」を秘密裏に宇宙戦艦として再建造。その計画を察知したガミラスから妨害を受けながらも、イスカンダルを目指して宇宙へと旅立つが……。
(https://eiga.com/movie/34907/)
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9月5日
西暦2199年、ガミラスからの遊星爆弾によって放射能で汚染されてしまった地球。
人類は地下都市での生活を余儀なくされていましたが、その地下も次第に汚染され始めていました。
そんな時イスカンダルから放射能除去装置コスモクリーナーDを渡すというメッセージが届き、沖田艦長たちは宇宙戦艦ヤマトに乗り込みイスカンダルを目指します。
人類の敵であるガミラスとの壮絶な戦いを繰り広げながらなんとかイスカンダルに到着した宇宙戦艦ヤマト。
その宇宙戦艦ヤマトがコスモクリーナーDを手にして無事地球に帰還したのは、西暦2200年9月5日でした。
ちなみにアニメ『宇宙戦艦ヤマト』では宇宙戦艦ヤマトは西暦2200年9月6日に地球に帰還しています。
TVアニメと劇場版の違い
『宇宙戦艦ヤマト 劇場版』は1974年から放送が始まったTVアニメシリーズ『宇宙戦艦ヤマト』を再構築して作られた作品です。
アニメは全26話の作品でしたが劇場版はその内容を151分で描いています。
なので劇場版にはアニメ版から削除されたエピソードがいくつかありました。
人間ドラマ
宇宙戦艦ヤマトには多くの人が乗り込んでいるので、それぞれの人間ドラマも描かれています。
また地球から離れること家族から離れることに不安を感じる乗組員もたくさんいました。
しかもガミラスはそんな乗組員たちの心を突いてくる攻撃を仕掛けてもきます。
さらにロボットであるアナライザーの人間に対する思いを描いた切ないエピソードもありました。
アニメ版では宇宙戦艦ヤマトの中で起きている人間模様を描きながらイスカンダルまでの旅を見せています。
それに対して劇場版はその人間ドラマを減らしてガミラスとの戦いをメインにしながら、宇宙戦艦ヤマトの素晴らしさ格好良さを描いています。
愛
アニメ版『宇宙戦艦ヤマト』では「愛」が1つのテーマになっています。
その1つにアニメ版の最終回で古代進が森雪に対する愛を確認するエピソードがあります。
地球に戻る途中でデスラー総督に攻撃され森雪にある出来事が起こり古代進は彼女に対する思いを確信します。
これまでいろんなことがあった二人がやっと相手に対する自分の思いに気がつくエピソードでしたが、劇場版ではこのエピソードは省略されていました。
アニメ版も劇場版も同じ物語ですが、何を中心に見せるかによって作品の感じ方が違ってきます。
アニメ版では人間ドラマを劇場版では宇宙戦艦ヤマトのかっこよさを味わうことができるようになっていますので、ぜひアニメ版と劇場版2つの『宇宙戦艦ヤマト』を楽しんでみてください。