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【映画カレンダー】この記事では日付にちなんだ映画を紹介しています。
9月13日にちなんだ作品は、「貞子」というホラーキャラクターを誕生させた日本のホラー映画『リング』です。
映画『リング』
タイトル | リング |
監督 | 中田秀夫 |
公開 | 1998年1月31日 |
製作国 | 日本 |
時間 | 1時間35分 |
あらすじ
テレビディレクターの浅川玲子は、「見ると一週間後に死ぬ」と巷で噂されるビデオテープの存在を知る。親戚の娘も犠牲になったことを知り調査を開始するが、玲子自身もそのビデオを見てしまう。玲子は元夫である大学講師・高山竜司に相談し、ビデオの映像を分析。三原山の噴火に関係があることを突き止めた彼らは、大島へ向かう。
(https://eiga.com/movie/75639/)
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9月13日
ビデオを見ると1週間後に死んでしまうと言われる「呪いのビデオテープ」。
映画『リング』の主人公 浅川 玲子は「呪いのビデオテープ」にまつわる取材を進めていましたが、9月13日月曜日に彼女はそのビデオを見てしまいます。
一週間という期限の中、彼女は元夫と共に「呪いのテープ」の謎を解くために動き始め、その2人が行き着いたのが「貞子」という人物でした。
主人公にとって物語が動き始めるのが9月13日なので、9月13日にちなんだ映画として『リング』を選びました。
ちなみに主人公がビデオを見たのは9月13日の19:07〜19:08ごろでした。
原作小説『リング』
映画『リング』の原作小説は鈴木光司さんが書いた小説『リング』です。
ただ、映画の内容は原作小説そのままではなく主人公の設定などが変更されています。
その中で小説と映画の大きな違いは「呪いのビデオテープ」で、小説にはビデオテープの最後に呪いを解く方法が映っていたのですが、その部分が削除されていました。
そのため主人公たちは呪いを解く方法を探していくというミステリー的な内容になっていたのですが、映画版には呪いを解く方法はありません。
そこが小説と映画で大きく違うため、その後の主人公たちが謎を解明していく方法も違ってきます。
映画版では主人公の元夫 高山 竜司の超能力を使って、「呪いのビデオテープ」の真相に辿り着いていました。
さらに映画で印象的な「貞子の片目」と「テレビから出てくる貞子」というのは原作小説にはなく、映画オリジナルの描写です。
ハリウッド版リメイク『ザ・リング』
日本で大ヒットした映画『リング』はハリウッでリメイクされ2002年に公開されています。
その内容は映画『リング』をベースにしていますが、怖さの表現が日本版とハリウッド版では違っていました。
・精神的な恐怖
・見えない恐怖
・見せない恐怖
・音や映像の恐怖
・感覚の恐怖
・視覚的な恐怖
日本版が精神的な恐怖を演出したホラー映画だったのに対して、ハリウッド版は視覚的な恐怖を訴えていてまたホラー映画よりも謎解きをメインにしたミステリー映画の要素が強くなっていました。
なので、日本版とハリウッド版の両方の『リング』を見比べると、日本人が描く怖さとアメリカ人が描く恐怖の違いを感じることができると思います。