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【映画カレンダー】この記事では日付にちなんだ映画を紹介しています。
7月14日にちなんだ作品は、池田理代子先生の大人気漫画『ベルサイユのばら』を連載から50年以上経って再び映像化した劇場アニメ『ベルサイユのばら』です。
劇場アニメ『ベルサイユのばら』
| タイトル | ベルサイユのばら | 
| 監督 | 吉村愛 | 
| 公開 | 2025年1月31日 | 
| 製作国 | 日本 | 
| 時間 | 1時間53分 | 
あらすじ
将軍家の跡取りで、“息子”として育てられた男装の麗人オスカル・フランソワ・ド・ジャルジェ。
隣国オーストリアから嫁いできた気高く優美な王妃マリー・アントワネット。
オスカルの従者で幼なじみの平民アンドレ・グランディエ。
容姿端麗で知性的なスウェーデンの伯爵ハンス・アクセル・フォン・フェルゼン。
彼らは栄華を誇る18世紀後半のフランス・ベルサイユで出会い、時代に翻弄されながらも、それぞれの運命を美しく生きる。
(https://verbara-movie.jp/intro-story/)
7月14日
自分の恋心さえも封印してマリー・アントワネットを守り続けたオスカルでしたが、ベルサイユ宮殿とパリの市民たちの暮らしの違いに驚愕し、次第にその心はベルサイユ宮殿から離れてしまいます。
そしてついにオスカルは平民たちと共に本当の自由を求めて立ち上がりますが、1789年7月14日バスティーユ牢獄を襲撃した戦いで銃弾によって倒れてしまいました。
原作漫画『ベルサイユのばら』
池田理代子先生の歴史フィクション漫画『ベルサイユのばら』は、オスカルという社会現象になるほどのキャラクターを生み出した作品です
多くの女性ファンはオスカルの美しさと華麗さに夢中になりましたが、同時にフランス革命前後のフランスの歴史を学ぶことができるのも漫画『ベルサイユのばら』の面白さの1つです。
漫画と劇場アニメの違い
物語の内容
『ベルサイユのばら』は1755年のオスカルやマリーアントワネットの誕生から1793年のマリー・アントワネット処刑までの約40年間のフランスが描かれています。
原作漫画は単行本10巻を通して、その40年間の歴史とその時代に生きた人たちの姿を描きました。
一方劇場アニメは原作漫画と同じ時代を描いていますが113分という時間でその全てを描くのは難しいので、何度か時代が一気に飛びます。
劇場アニメは歴史的出来事よりも、オスカルたち4人のラブストーリーをメインとした物語になっています。
登場人物
原作漫画にあるたくさんのエピソードが劇場アニメでは省略されているので、必然的に劇場版には登場しない人物も出てきます。
ただ、名前は出てこないけどファンが見ればわかるという隠れキャラクターの姿を劇場アニメの中には見ることができて、原作ファンを喜ばせる演出になっていました。
物語の終わり
劇場アニメの物語はオスカルが中心になっているので、オスカルが撃たれたところで物語は終わります。
その後の出来事はエンドクレジットの中で、字幕を通して説明されていました。
それに対して原作漫画はオスカル亡き後も物語は続いていき、1793年のマリー・アントワネットの処刑までが描かれていて、最後までフランス王妃として生きたマリー・アントワネットの誇り高き姿を見ることができるようになっています。
『ベルサイユのばら』はフランス革命という歴史が背景にあるからこそ面白い作品でもあるので、劇場アニメで省略された歴史を補うために、原作漫画と劇場アニメの両方で『ベルサイユのばら』を堪能してみてください。
