(本ページはプロモーションが含まれています)
【映画カレンダー】この記事では日付にちなんだ映画を紹介しています。
7月4日にちなんだ映画は、「ハリウッドの破壊王」ことローランド・エメリッヒ監督が手がけた宇宙人との戦いを描いた映画『インデペンデンス・デイ』です。
『インデペンデンス・デイ』
タイトル | インデペンデンス・デイ(Independence Day) |
監督 | ローランド・エメリッヒ |
公開 | 1996年7月2日 |
製作国 | アメリカ |
時間 | 2時間25分 |
アカデミー賞受賞
・視覚効果賞
あらすじ
宇宙センターで衛星アンテナが奇妙な音をキャッチした。報告によると、質量が月の4分の1もある巨大な物体が地球に接近しつつあるという。その正体は異星人の宇宙空母であった。彼らは人類への攻撃を開始し、主要都市は一瞬にして廃墟と化す。絶滅の危機にさらされた人類は、ついに史上最大の作戦を開始する!
(https://www.20thcenturystudios.jp/movies/id4)
\いますぐ視聴したい方はこちらから/
7月4日
7月2日突如世界各地に宇宙船がやってきます。
宇宙人の目的がわからないなかで、アメリカ合衆国の大統領は宇宙人に交信を求めますが、宇宙人の目的は地球の侵略でした。
彼らの目的を知った人類は宇宙人を倒す方法を見つけ出し、ついに宇宙人に戦いを挑みます。
人類が地球に生存する権利をかけて宇宙人と戦った日は、アメリカの独立記念日7月4日。
そしてその日は人類の独立記念日になったのです。
1950年代のSF映画
映画『インデペンデンス・デイ』は宇宙人が地球に侵略する物語がたくさん作られた1950年代のSF映画をベースにして作られています。
そのなかで物語のベースになったのは1953年の『宇宙戦争』です。
『宇宙戦争』のストーリーが『インデペンデンス・デイ』の元になっていますし、核を使用したりウイルスで宇宙人を倒すというのも『宇宙戦争』と同じです。
また劇中には1951年の映画『地球の静止する日』がテレビで放送されています。
この作品も宇宙人が地球に侵略してくる物語で、『インデペンデンス・デイ』のなかで起こることを暗示していました。
1970年代のパニック映画
『インデペンデンス・デイ』はSF映画ですが、監督はパニック映画の要素も物語の中に散りばめています。
その際、監督達が参考にしたのは1970年代のパニック映画でした。
脚本を書いたディーン・デヴリンは映画の撮影前に俳優に1970年の映画『大空港』を見ることを勧めています。
また主人公の1人ウィル・スミスが物語が進んでから登場するのは、1974年のパニック映画『タワーリング・インフェルノ』でスティーブ・マックイーンが物語の途中で登場するのと同じです。
SF超大作映画『インデペンデンス・デイ』にはローランド・エメリッヒ監督らしい破壊描写がたくさんありますが、その中に1950年代のSF映画や1970年代のパニック映画の要素もたくさん散りばめられています。
ぜひ、過去作品へのオマージュにも注目しながら『インデペンデンス・デイ』を楽しんでみてください。