【映画カレンダー】9月23日にちなんだ映画『死霊伝説 呪われた町』

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【映画カレンダー】この記事では日付にちなんだ映画を紹介しています。

9月23日にちなんだ作品は、ホラー作家スティーヴン・キングの小説「呪われた町」が原作の吸血鬼映画『死霊伝説 呪われた町』です。

目次

映画『死霊伝説 呪われた町』

タイトル死霊伝説 呪われた町(Salem’s Lot)
監督ゲイリー・ドーベルマン
公開2024年10月3日
製作国アメリカ
時間1時間53分

あらすじ

小さな田舎町“セイラムズ・ロット”に、作家のベン・ミアーズが帰ってきた。幼い頃に両親を失い町を出た彼は、自身の過去を取り戻すべく“調査”をしていたが、ある少年の失踪をきっかけに、不可解な事件に巻き込まれていく。

https://video.unext.jp/title/SID0158003

\いますぐ視聴したい方はこちらから/

9月23日

主人公のベン・ミアーズが幼い頃過ごした町セイラムズ・ロットに戻ってきたのは、1975年9月23日

彼の車のラジオから「今日は1975年9月23日 秋の始まりです。」という声が聞こえています。

9月23日はのどかな田舎町セイラムズ・ロットでは秋の始まりの日でしたが、同時にこの町でおかしなことが起こりはじめた日でもありました。

原作小説と映画の違い

映画『死霊伝説 呪われた町』の原作小説はスティーヴン・キングの小説「呪われた町」で、過去に2度ほど映像化された人気小説でもあります。

基本的に映画は原作小説に沿っていますが、オープニングとエンディングが小説と映画では違っていました

オープニング

小説

主人公のベンは子供の頃マーステン館で幽霊を見てしまいそれが大人になった今も心に残っていて、その自分の過去の問題を解決するために、再びセイラムズ・ロットに戻ってきます。

またこの子供の頃の経験が、町で異変が起こったときに彼が吸血鬼を信じる理由になっていました。

映画

映画では小説に書かれていた、ベンのマーステン館での経験が描かれていません。

ただしゲイリー・ドーベルマン監督はこの描写を映画のオープニング用に撮影していました。

しかし当初作品が3時間を超える物語になっていたことと、この物語は「幽霊」の話ではなく「吸血鬼」の物語なので、泣く泣くこの部分を削除しています。

エンディング

小説

主人公ベンと吸血鬼のボスバーロウの対決は、ベンが宿泊していた下宿で起きます。

バーロウの居場所を探していたベン達は、少年マークが見たバーロウについていたチョークの後を手がかりに彼の居場所を突き止めました。

映画

ベンと吸血鬼の対決は映画オリジナルのドライブインシアターで起きます。

しかもバーロウ一人との対決ではなく、吸血鬼になってしまった町の人たちとの対決です。

さらに彼らが隠れる場所として使用していたのはドライブインシアターに止めていた車のトランクでした。

このトランクから一斉に吸血鬼が出てくる描写は、今までの吸血鬼映画では見たことがない新たな展開になっています。

小説と映画の違いは動画でも解説しています。

映画は監督が描きたかった1970年台の雰囲気がたっぷりと描かれていて、さらに映画オリジナルの驚きのエンディングが用意されていますので、ホラー映画や吸血鬼映画好きの方にはおすすめの1本です。

原作小説はホラー作家スティーヴン・キングの世界観満載の作品で、登場人物一人一人のバックボーンが細かく描写されていて人間ドラマを見ることができます。

なのでぜひ映画と小説の両方でセイラムズ・ロットの吸血鬼を味わってみてください。

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