【映画カレンダー】10月1日にちなんだ映画『夢のチョコレート工場』

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【映画カレンダー】この記事では日付にちなんだ映画を紹介しています。

10月1日にちなんだ作品は、児童小説『チョコレート工場の秘密』の最初の映画作品『夢のチョコレート工場』です。

目次

映画『夢のチョコレート工場』

タイトル夢のチョコレート工場 (Willy Wonka & the Chocolate Factory)
監督メル・スチュアート
公開1971年6月30日
製作国アメリカ
時間1時間40分

あらすじ

ウィリー・ワンカのチョコレートは、とってもおいしいので世界中の子供たちに大人気。ライバル会社が何とかその秘密を盗もうと躍起になったため、ワンカは遂に工場を閉鎖してしまった。ところが3年後においしいお菓子作りを再開したのになぜか工場の門は堅く閉ざされたまま。ワンカの工場は謎に包まれていた。ある日、ワンカのチョコレートに5枚だけ入れられた、”金の券”を見つけた人には秘密の工場にご招待、という告知が出されたため世界中のワンカのチョコレートはあっという間に売り切れ、どんどん出荷してもまだまだ足りない異常人気を呼んだ。人々の羨望の的となったラッキーな5人は、食いしん坊のオーガスタス、お金持ちなため我がまま一杯のベルーカ、ガムにめがないバイオレット、TVっ子のマイク、そして貧しいけど心優しいチャーリー。家族を一人同伴できるので、母親と父親と、チャーリーはジョーおじいさんと一緒に合計10人がワンカに迎えられて工場へと入っていった。おいしいお菓子が作られる夢の世界への旅のはじまり。でも本当の秘密はまだまだこれから…。

https://warnerbros.co.jp/home_entertainment/detail.php?title_id=2713

\いますぐ視聴したい方はこちらから/

10月1日

チョコレート工場の持ち主ウィリー・ワンカは、「5人を工場内に招待する」と金のチケットが入ったチョコレートを発売します。

そのチケットを手にした人がワンカのチョコレート工場を見学できるのですが、その工場見学の日が10月1日です。

金のチケットには「10月1日 朝10時にチケットを持って工場の門へ」と工場見学の詳細が書かれていました。

なので、チャーリーがおじいさんと一緒にウィリー・ワンカのチョコレート工場を見学した日ということで、10月1日にちなんだ映画として『夢のチョコレート工場』を取り上げました。

(原作小説では工場見学は2月1日となっています。)

原作小説『チョコレート工場の秘密』

映画『夢のチョコレート工場』の原作小説はイギリスの小説家ロアルド・ダールが書いた児童小説『チョコレート工場の秘密』で、1964年に出版されました。

彼は自分の子供たちが寝るときにたくさんのお話をしてあげていたそうで、そこから『チョコレート工場の秘密』が誕生したと言われています。

ちなみにロアルド・ダールは脚本家でもあったので、映画『夢のチョコレート工場』の脚本にも参加しています。

小説と映画の違い

原作者のロアルド・ダールが脚本に携わっているので、映画『夢のチョコレート工場』は原作小説に沿った物語なんですが、ところどころ小説と映画では違う箇所があります。

工場内

チョコレート工場の中は原作小説通りの世界を再現していましたが、1つ違うのが映画にはガチョウが産んだ金の卵を選別する部屋がありました。

原作ではリスがナッツを選別する部屋が出てきますが、映画はそれを金の卵の選別に変えていました。

さらに工場内の移動で、「ワンカモービル」という美しく楽しい車が登場しますが、これは原作小説にはない映画オリジナルの車です。

スラグワース

原作小説にはワンカの工場にスパイを送り込んだライバル会社のスラグワースが登場します。

ただ原作では名前だけの登場でしたが、映画ではこのスラグワースを不気味なキャラクターとして登場させました。

これは監督が「原作小説通りだと悪役がいなくて物足りない」と感じたからで、そこで映画はスラグワースを謎の人物として描くと同時に、映画のラストで彼に重要な役割を用意していました。

そのラストに繋げるために、物語の途中でチャーリーとおじいさんが「ふわふわドリンク」を勝手に飲んでしまうという描写を付け加えていて、この展開も映画オリジナルのストーリーになっています。

チャーリー

映画ではチャーリーのお父さんは亡くなったことになっていましたが、原作小説ではチャーリーにはお父さんがいて歯磨き工場で働いています。

ただ賃金が安くチャーリー一家は貧しい暮らしを送っていました。

このチャーリーのお父さんのように小説よりも人数を減らした箇所は他にもあって、小説では工場への同伴者は2人でチャーリー以外の子供たちは両親と一緒に工場見学をしています。

それが映画ではチャーリーも含めどの子供も同伴者1人となっていました。

映画『チャーリーとチョコレート工場』

2005年には同じロアルド・ダールの『チョコレート工場の秘密』を原作にした映画『チャーリーとチョコレート工場』が公開されています。

こちらの作品はティム・バートン監督によって原作小説の世界観が作られていますので、『夢のチョコレート工場』を見比べるのもおすすめです!

『夢のチョコレート工場』と『チャーリーとチョコレート工場』について比べた動画もありますので、ぜひ動画もご覧ください。

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