【映画カレンダー】6月10日にちなんだ映画『ブレードランナー 2049』

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【映画カレンダー】この記事では日付にちなんだ映画を紹介しています。

6月10日にちなんだ作品は、『ブレードランナー』の続編2049年の世界を描いた映画『ブレードランナー 2049』です。

目次

映画『ブレードランナー 2049』

タイトルブレードランナー 2049
監督ドゥニ・ヴィルヌーヴ
公開2017年10月6日
製作国アメリカ
時間2時間43分

アカデミー賞受賞
・視覚効果賞
・撮影賞

あらすじ

2049年、LA市警のブレードランナー“K”(ライアン・ゴズリング)はある事件の捜査中に、人間と人造人間《レプリカント》の社会を、そして自らのアイデンティティを崩壊させかねないある事実を知る。Kがたどり着いた、その謎を暴く鍵となる男とは、かつて優秀なブレードランナーとして活躍し、30年間行方不明になっていたデッカード(ハリソン・フォード)だった。デッカードが命を懸けて守り続けてきた秘密—世界の秩序を崩壊させ、人類存亡にかかわる<真実>がいま明かされようとしている。

https://www.sonypictures.jp/he/2210060

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6月10日

ブレードランナーKに植え付けられた子供の頃の木馬の記憶。

その木馬の裏には「6.10.21」と彫られていて、これは21年6月10日を意味していました。

ある日Kはその日付が彫られた木を見つけてしまい、そこから彼は自分がレプリカントではなく人間かもしれないと思い始めます。

そして彼は自分の父親かもしれない人物を探し始めたのです。

前作から引き継いだ世界観

映画『ブレードランナー 2049』で描かれる舞台は2049年。

ただこの2049年は私たちが暮らす世界から見た2049年ではなく、前作『ブレードランナー』でリドリー・スコット監督が作り上げた2019年から見た未来の2049年になっています。

ドゥニ・ヴィルヌーヴ監督は、前作のサイバーパンクの世界を壊さないようにということに細心の注意を払いながら続編の世界を作っていきました。

その時に監督が意識したことは、「リドリー・スコット監督の目から見た世界」でした。

原作小説

映画『ブレードランナー』の原作小説はフィリップ・K・ディックが書いた『アンドロイドは電気羊の夢を見るか?』です。

前作は原作小説から離れたオリジナルの展開もたくさんありましたが、続編では原作小説で描かれている「レプリカントなのか?人間なのか?」という疑問を前作よりも強く打ち出しています。

ドゥニ・ヴィルヌーヴ監督は人間になりたいKの姿を通して「人間とは何か?」と見る側に問いかけていました。

また原作小説にはデッカードが自分はレプリカントかもしれないと疑問を抱く場面がありますが、『ブレードランナー 2049』ではデッカードは自分の正体を知らないという設定になっています。

その答えを知っているのはウォレスだけになっていました。

『ブレードランナー 2049』について動画でも紹介しています。

『ブレードランナー 2049』は、小説『アンドロイドは電気羊の夢を見るか?』と映画『ブレードランナー』の世界を融合させた物語になっています。

小説と前作で荒廃した世界を味わたあとに『ブレードランナー 2049』を見ると、サイバーパンクの世界を充分に味わうことができると思います。

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