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【映画カレンダー】この記事では日付にちなんだ映画を紹介しています。
4月15日にちなんだ作品は、1912年4月15日に沈没したタイタニック号を元に描いたラブストーリー 映画『タイタニック』です。
映画『タイタニック』
タイトル | タイタニック(Titanic) |
監督 | ジェームズ・キャメロン |
公開 | 1997年12月19日 |
製作国 | アメリカ |
時間 | 3時間14分 |
アカデミー賞受賞
・作品賞
・監督賞
・撮影賞
・編集賞
・衣装デザイン賞
・視覚効果賞
・音響賞
・音響効果編集賞
・美術賞
・主題歌賞
・作曲賞
あらすじ
1912年、処女航海に出た豪華客船タイタニック号。新天地アメリカを目指す画家志望の青年ジャックと上流階級の娘ローズは船上で運命的な出会いを果たす。身分違いの恋を乗り越え強い絆で結ばれていく2人。しかし不沈を誇っていた豪華客船は皮肉な運命に見舞われる‥‥。
(https://www.20thcenturystudios.jp/movies/titanic)
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4月15日
1912年4月10日正午、処女航海を迎えた客船タイタニック号はイギリスのサウサンプトン港からアメリカのNYに向かって出港しました。
何事もなければ4月17日にNYに到着予定でしたが4月14日の23時40分頃氷山に衝突してしまい、4月15日の午前2時20分頃完全に海に沈んでしまいました。
映画『タイタニック』は史実を元にしたフィクションのラブストーリーですが、タイタニック号に乗っていた乗客や船員が、氷山衝突後にどのような行動をとったのかがリアルに描かれています。
4月10日〜4月15日までのタイタニック号を見ることができる作品ですが、最後を迎えたのは4月15日なので4月15日にちなんだ映画として『タイタニック』を取り上げました。
ジェームズ・キャメロン監督のこだわり
映画『タイタニック』の監督でもあるジェームズ・キャメロンは「タイタニック・マニア」と呼ばれているほど、タイタニック号についての調査や研究を行っています。
自ら潜水艇に乗り込み海に眠るタイタニック号の調査を行っていて、その時の調査の映像も映画で使用されました。
なので、『タイタニック』で描かれていることは事実に基づいて再現されていて、ジェームズ・キャメロン監督のタイタニック号に対する情熱を感じることができます。
タイタニック号の外観・内装
映画『タイタニック』を製作するにあたってジェームズ・キャメロン監督は、残された資料や専門家を交えて限りなく本物に近いタイタニック号を再現しています。
タイタニック号の外観は当時の資料を元に再現し、またケン・マーシャルの絵を元に作られた映像も映画の中で見ることができます。
さらに内装や小物など細部まで徹底的にこだわっていて、「客室」「スイートルーム」「禁煙室」「スポーツジム」などの各部屋は写真を元に再現され、劇中何度も登場する「ダイニング」はタイタニック号のダイニングと同じ500人が同時に食事が取れる広さになっています。
またテーブルの上のフォークやナイフなどの小物も忠実に再現されていますし、ジャックが目の前に立った時計の装飾や階段にあった天使の像などもリアルに再現されています。
そのほか、ジャックとローズが愛し合った車も実際に船に積み込まれていた車で、当時の35馬力のルノーが作られました。
登場人物
映画『タイタニック』はフィクションですが、ジャックとローズやその家族以外はほとんどがタイタニック号に乗っていた実在する人物です。
(乗客)
・モリー夫人
・グレイシー大佐
・グッゲンハイム(正装して船に残った人物)
・神父
・甲板でコマを回していた少年
・船に残った老夫婦(ベッドにいた夫婦)
・氷山衝突時氷でサッカーをしていた三等客
・劇中ローズがジャックに紹介していた一等室の乗客
(船員)
・船長:エドワード・スミス
・設計者:トーマス・アンドリュース
・造船会社社長:ブルース・イズメイ
・各航海士
・ボイラー室の火夫長
・製パン主人(最後手すりに捕まっていた男性)
・楽団
沈没したタイタニック号
映画の冒頭に出てくる沈んだタイタニック号の映像の中には実際の調査時の映像が含まれています。
また船の内部にあった靴やメガネなども調査時に発見されたものを元に再現されました。
さらに調査を行っていた調査船はロシアのアカデミック・ケルディッシュ号で、ジェームズ・キャメロン監督はこの船で9ヶ月間過ごし、実際の調査にも参加しています。
また調査員として登場する髭の男性ルイスは、キャメロン監督と共に調査を行った本物の調査員でした。
映画『タイタニック』に影響を与えた作品
ジェームズ・キャメロン監督は映画『タイタニック』に影響を与えた作品として、映画『SOSタイタニック』の名前を挙げています。
タイトル | SOSタイタニック(A Night to Remember) |
監督 | ロイ・ウォード・ベイカー |
公開 | 1958年7月3日 |
製作国 | イギリス |
時間 | 2時間3分 |
ジェームズ・キャメロン監督は、『SOSタイタニック』を見て現代の視点からタイタニック号を描き直そうと思いそれが映画『タイタニック』になりました。
一度演奏をやめた楽団が再び集まって最後まで演奏を続けるシーンは、『SOSタイタニック』へのオマージュになっています。
またグレイシー大佐を演じたバーナード・フォックスは、『SOSタイタニック』にも出演していました。
同じようなシーンが2つの作品にはたくさん出てきますので、『SOSタイタニック』と『タイタニック』を合わせて見るのもおすすめです!