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【映画カレンダー】この記事では日付にちなんだ映画を紹介しています。
4月26日にちなんだ作品は、たった1人でサメと闘う女性の物語を描いた映画『ロスト・バケーション』です。
映画『ロスト・バケーション』
タイトル | ロスト・バケーション(The Shallows) |
監督 | ジャウム・コレット=セラ |
公開 | 2016年6月24日 |
製作国 | アメリカ |
時間 | 1時間26分 |
あらすじ
亡き母が教えてくれた秘密のビーチ。医学生のナンシー(ブレイク・ライブリー)は休暇を利用し、ついにそのビーチを訪れる。母に先立たれた父と幼い妹の世話、医師となる為の勉強漬けの日々から解放されるナンシー。そんな彼女の最高の休暇は、一匹の巨大な人喰いザメによって、一転恐怖に支配されることになるー。脚を負傷し、大量に出血しながらも、無我夢中で近くの孤立した岩場に泳ぎ着いたナンシーは、自分が絶望的状況に追い込まれたことを知る。生存へのリミットが刻一刻と迫る中、彼女が選んだ究極の決断とは―。
(https://www.sonypictures.jp/he/1342037)
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4月26日
映画『ロスト・バケーション』はサーフィンをしていたナンシーがサメに襲われてしまう物語ですが、それは2016年4月26日のお話です。
映画の中で何度も出てくる満潮までの時間を示す腕時計には「4−26」と示されていますし、彼女は「今日は2016年4月26日」とビデオにメッセージを残していました。
正確には、ナンシーは4月25日にサーフィン中にサメに襲われてしいましたが、彼女のサメとの闘いそしてサバイバルが始まったのは4月26日でした。
なので4月26日にちなんだ映画として『ロスト・バケーション』を取り上げました。
撮影秘話
サメ
『ロスト・バケーション』である意味主役でもあるサメはCGで制作されていますが、海での撮影時は風船を使用して海からサメが出てくる描写を作り出し水の動きを撮影したそうです。
またサメのヒレだけが見えているシーンでは、ヒレにモーターをつけて水中で動かしここでも海面の動きを撮影しました。
なので、サメはCGですが海面や水の動きは本物で、それがこの映画のリアルなサメ描写を作り出していました。
ちなみに劇中に登場するサメはホホジロザメで、オスよりもメスの方が体大きくまた守ろうとする本能が強いこともあって、劇中のサメはメスになっています。
海
映画の中でナンシーが訪れたビーチの名前は最後まで謎のままでしたが、『ロスト・バケショーン』の撮影が行われたのはオーストラリアのロード・ハウ島です。
この海にブイや岩礁などを設置して、海でのシーンの撮影が行われました。
また、海中でのシーンは巨大な水槽で撮影されています。
特に海での撮影はかなり過酷だったようで、主人公のナンシーを演じたブレイク・ライブリーは「本物のアザだらけになったから、メイクの必要がなかった」と語っていました。
また映画の終盤でナンシーが鼻血を出すシーンがありますが、撮影中に波が荒くなりブレイク・ライブリーはブイに顔をぶつけてしまい本当に鼻血が出てしまいました。
なので、あのシーンで流れている鼻血はメイクではなくブレイク・ライブリーの本物の鼻血でした。
サバイバル映画
『ロスト・バケーション』のジャウム・コレット=セラ監督は、この作品をサメ映画はなくサバイバル映画と言っています。
サメ映画というと思わず『ジョーズ』を思い浮かべてしまいますが、『ジョーズ』は関係なく影響も受けていないそうです。
それよりも『ロスト・バケーション』に近い作品として監督は『ゼロ・グラビティ』や『127時間』の名前をあげていました。
どちらの作品も窮地に陥った人がなんとかして生き延びようとする作品で、『ロスト・バケーション』と同じサバイバル映画です。
監督はサメに襲われる恐怖やパニックよりも、そこから知恵を使って生き延びようとする姿をこの作品で描いていて、それこそが監督の好きな映画で作りたい物語でもあります。
なので、映画『ロスト・バケーション』が面白いと感じた方は、ぜひ『ゼロ・グラビティ』や『127時間』も視聴してみてください。
広大な空間に取り残されてしまった人間のサバイバル本能を、堪能することができると思います。