宇宙からやってきた生命体ヴェノムはヴィランなのか?それともダークヒーローなのか?


マーベルコミックスの中ではスパイダーマンの敵として登場するヴェノムですが、人気キャラクターでもあることから映画でも描かれています。ここではヴェノムが登場した作品を紹介しながら、ヴェノムはヴィランなのか?それともヒーローなのか?について見ていきたいと思います。

スパイダーマン3


スパイダーマン3 (字幕版)

タイトルスパイダーマン3(Spider-Man 3)
監督サム・ライミ
公開2007年5月1日
製作国アメリカ
時間2時間19分

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サム・ライミ監督のスパイダーマンシリーズ3本目となる『スパイダーマン3』にヴェノムは登場します。

地球に落下した70年代のコンドライト隕石(球粒隕石)のような化学構成をしているシンビオート(共生生物)は母体に寄生しながら生存する生物で、寄生すると宿主の攻撃性を増幅するという性質を持っていました。

そのシンビオートに最初に寄生されてしまったのが、ピーター・パーカーことスパイダーマンです。

ベンおじさんを殺した真犯人を知り復讐に燃えるピーター。

さらに恋人のMJにフラれてしまったことでピーターの中の怒りは頂点に達してしまいました。

シンビオートに寄生されたピーターはブラックスーツのスパイダーマンとなり、今までのスパイーダーマンとは違う行動をとるようになります。

常にブラックスーツを着ていることで、ピーター自身、明らかにいつもの優しい彼とは違う顔つきになり、行動も変わってしまいました。

シンビオートには「一度付着するとなかなか離れない」という特徴がありましたが、ピーターは教会の鐘の音のおかげでなんとか自分の体からシンビオートを離すことに成功しました。
(どうやらシンビオートは金属音に弱いようです)

しかし、ピーターの体から離れたシンビオートは、今度はピーターと同じフリーカメラマンのエディ・ブロックに寄生しヴェノムへと姿を変えたのです

これがヴェノム誕生の瞬間でした。

ピーターに恨みを持つエディはヴェノムとなったことで、スパイダーマンと戦うことになります。

映画『スパイダーマン3』の中に登場するヴェノムは、スパイダーマンを憎むヴィランとなっていました。

ヴェノム


ヴェノム (字幕版)

タイトルヴェノム(Venom)
監督ルーベン・フライシャー
公開2018年11月2日
製作国アメリカ
時間1時間52分

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「ヴェノム」自身を主人公にした映画が2018年に公開された『ヴェノム』は、スパイダーマンとの関係は描かれず「ヴェノム」単体の物語で、サンフランシスコが舞台となっていました。(『スパイダーマン3』の舞台はピーター・パーカーの暮らすニューヨークです。)

「弱い者の味方」として正義を貫き真実を伝える報道記者のエディ・ブロックは、宇宙開発に力を入れるライフ財団に侵入し真実を暴こうとします。

ライフ財団ではカールトン・ドレイクが密かに宇宙から「シンビオート」と呼ばれる生命体を持ち帰り人体実験を行っていまいした。

研究施設に潜入することに成功したエディでしたがそこでシンビオートに寄生されていましい、ヴェノムと共生することになってしまったのです。

元々シンビオートは人類を食い尽くす計画で地球を侵略しようとしていましたが、ヴェノムは寄生したエディのことが気に入り、彼と共に地球を守ることにしました。

ちなみにヴェノムは寄生という言葉をとても嫌がります。

その他にも「4000〜6000ヘルツの音」や「火」が苦手だとヴェノム自身の口から語られています。

『スパイダーマン3』ではスパイダーマンの敵として描かれたヴェノムは、映画『ヴェノム』では人間を食べることはありますが、エディと融合したことで悪の面が抑えられ地球を救うダークヒーローとなっていました。

ヴェノム:レット・ゼア・ビー・カーネイジ


ヴェノム:レット・ゼア・ビー・カーネイジ (字幕版)

タイトルヴェノム:レット・ゼア・ビー・カーネイジ(Venom: Let There Be Carnage)
監督アンディ・サーキス
公開2021年12月3日
製作国アメリカ
時間1時間37分

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『ヴェノム』の続編となる『ヴェノム:レット・ゼア・ビー・カーネイジ』でも、もちろんエディとヴェノムは共生しています。

時には喧嘩をすることもありますが、ヴェノムにとってエディは大切な存在です。

なぜならヴェノムが適合できるのはエディしかいないからです。

そんなヴェノムは続編でもダークヒーローとして存在していて、自ら「オレたちは世界を救う」と言っています。

『ヴェノム:レット・ゼア・ビー・カーネイジ』では、ヴェノム自身が作り出してしまったカーネイジが敵となります。

シリアルキラーのクレタス・キャサディがエディに噛み付いたことで、ヴェノムのシンビオートがクレタスに寄生してしまい、赤い体のカーネイジが誕生してしまいました。

ヴェノムが「赤はヤバい」と言って引っ込むほど強敵なのがカーネイジですが、エディとヴェノムは共生を武器にダークヒーローとしてカーネイジと死闘を繰り広げています。

『ヴェノム:レット・ゼア・ビー・カーネイジ』もヴェノム単体の物語ですが、エンドクレジット後の物語ではなんとMCUの世界にエディ達は移動してしまいます。

エディとヴェノムはテレビ画面に映るピーター・パーカーを目にすることになります。

この後ついにMCUの世界でスパイダーマンとヴェノムの物語が描かれるのか、ファンにとっては気になる終わり方になっていました。

まとめ

スパイダーマンの敵として有名なキャラクターの「ヴェノム」。

サム・ライミ版の『スパイダーマン』に登場したヴェノムは、スパイダーマンと戦うヴィランとして描かれていましたが、その後の単体の物語ではヴェノムはダーク・ヒーローとして存在していました。

また『ヴェノム:レット・ゼア・ビー・カーネイジ』の最後では、スパイダーマンのいるMCUの世界に移動したエディとヴェノム。

今後のヴェノムの描かれ方も気になるところです。