ロボットの反乱を描く『ウエストワールド』映画とドラマを比べてみた


人間の欲望を解消できるテーマパーク「ウエストワールド」。そこはロボットがホストとなって人間を楽しませてくれる場所でした。しかしやがてロボットの行動に異常が起き始め。。。ロボットの反乱を描いた『ウエストワールド』は映画版とドラマ版が製作されているので、ここでは映画とドラマを比べてみました。

映画『ウエストワールド』


ウエストワールド(字幕版)

タイトルウエストワールド(Westworld
監督マイケル・クライトン
公開1973年12月29日
製作国アメリカ
時間1時間28分

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人間の史上最高の保養地として作られたテーマパーク「デロス」では3つの世界が存在し、訪れた人は自分の好きな世界を思う存分体験することができるようになっています。

・「中世」
・「古代ローマ」
・「西部」

パーク内には人間と区別がつかないロボットがいて、リアルな世界を体験できるようになっています。

人間とロボットを見分ける方法は唯一「手」だけで、手だけは未完成にしてあったのです。

映画『ウエストワールド』のメインでもある「西部」の世界は、1880年代の開拓地をイメージして作られ、開拓者のスリルと興奮を味わえる拳銃が支配した無法と暴力の世界になっていました。

「客」はパーク内で本物の拳銃を使うことができますが、もちろん人間は撃てないようになっていました。

熱感知装置が装備されていて体温のあるものには発射しないようになっていたのです。

そんな人間が傷つくことのない安全なテーマパーク内で、少しずつロボットの異常行動が起こり始めます。

科学者達は必死で原因を探しますが、その理由は分かりません。

なぜならパーク内のシステムはコンピューターがデザインしたものも多く、人間はその機能すらわからない状態だったのです。

そしてそれはやがてプログラムにない行動をするようになってしまいました。

暴走するロボットを止められない人間。

それは「機械は人類の召使いだ」と考える人間達へのロボットの反乱だったのです。

ドラマ『ウエストワールド』


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タイトルウエストワールド (Westworld)
シリーズシーズン1〜
放送2016年〜

ホストと呼ばれるロボットがいる世界を楽しむ体験型テーマパークを描いたドラマ版『ウエストワールド』。

映画版と違いドラマではパークは「西部」しかありませんが、そのパーク内でロボットが少しづつ異常行動を起こし始めます。

シーズン1

「ウエストワールド」開園を目指してホストを創る2人の科学者アーノルドとフォード。

2人は互いに協力しながらホストを創っていましたが、ある時2人のホストに対する考え方が違ってしまいます。

ホストに意識を与え「本物」を作りたいアーノルド、一方でフォードはホストを自分の支配下に置き制御することを考えます。

この2人の意見のすれ違いが、やがて「ウエストワールド」で起こること全てに関係してきます。

ドラマ版「ウエストワールド」では、科学者・ホスト・謎の黒服の男・経営者の物語が同時進行で進みます。

それぞれが別々の物語のように見える「ウエストワールド」シーズン1ですが、最終話の10話で全ての物語がつながります

そしてそこには驚きの事実が隠されていたのと、自分の過ちに気がついたフォードの大胆な行動が描かれていました。

ロボットがいるテーマパークという世界だけ同じで、その内容は全く映画版とは違うのがドラマ版「ウエストワールド」ですが、同じなのは反乱を起こしたホストにスタッフが閉じ込められてしまうというシーンでした。

このシーンはドラマ版では最終話で見ることができます。

ちなみにテーマパーク「ウエストワールド」の料金設定も映画とドラマでは違っていました。

2つの作品が作られた時代を考えると料金の違いは当たり前のことですが、映画は1日1000ドルだったの対してドラマでは1日4万ドルになっていました。

シーズン1の最終話では次のシーズンにつながる甲冑や鎧を着た侍の姿も見ることができました。

・ついに「意識」が芽生えたホスト達がこの先どうなってしまうのか?
・「ウエストワールド」は一体どうなってしまうのか?

そんな続編を期待される終わり方になっているのが、シーズン1でした。

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シーズン2

シーズン1の直後のロボットの反乱の様子が描かれる「ウエストワールド」シーズン2。

シーズン1では人間vsロボット(ゲストvsホスト)という単純な戦いのように見えましたが、実は双方に深い思惑があることが次第にわかってきます。

そしてオリジナルの映画では描かれていない「ウエストワールド」が作られた本当の意味が明かされます。

このテーマパークをつかってデロス達(「ウエストワールド」のオーナー)が一体何をしようとしていたのか?

そしてそれを阻止するために、また新しい世界を築くためにホストが密かにとっていた行動とは?

後半に従って驚きの展開が待っています。

シーズン1同様時系列がバラバラなので、最初の物語が分かりにくいですがその分最後には驚かされるはずです。

さらに、黒服の男についての秘密も明らかになります。

元の映画版を遥かに超えて奥深いところまで描がれているのが「ウエストワールド」シーズン2です。

その他シーズン2で明らかになったことは、シーズン1では「ウエストワールド」しかないと思われていた施設ですが、実は「ショーグンワールド」や「英国領インドワールド」があることが判明します。

「ウエストワールド」はいろんな意味で想像を絶するほどに広い施設だったのです。

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シーズン3

ついに人間の世界へやってきたドロレス。

彼女はそこで「新世界」を作ろうと考え行動を起こし始めました。

このシーズン3で実際の人間の世界を見ることができるので、この時代が現代ではなく近未来の話だということを視聴者は視覚的に理解することになると思います。

もはや映画版の世界を逸脱し、全く新しい物語となってシーズン3では、人間世界はシステムによって支配されている世界でした。

その世界を壊そうとするドロレスと、支配された世界を維持しようとするシーズン3から新たに登場する人物のセラック。

セラックは秩序ある世界を作るためにシステムによってコントロールされた世界を作り出していました。

それによって世界の平和は保たれています。

しかし、それは全てシステムによってコントロールされ人間の行動は全て決められたものになっていました。

ドロレスはそのシステムを破壊するためにホストや人間の仲間と共に戦うことになります。

シーズン3の見どころの1つは、ホストの肉体と中身が一致していないことです。

「このホストの中身が誰なのか」そんな推理をしながらドラマを楽しむことができるし、逆に誰がホストなのか分からない面白さもあります。

そしてドラマの中盤でホストの中身が分かった時にはかなり驚かされると思います。

シーズン3は今までのシーズンと違い時系列通りに物語は進ので、ある意味分かりやすくドラマの世界に没頭できると思います。

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まとめ

映画版『ウエストワールド』とドラマ版『ウエストワールド』は、人間によって作られたロボットの反乱を描いた物語ですが、ドラマ版はシーズンが進ごとにその世界がどんどん広がっていきます。

また映画版では単なるロボットの反乱しか描かれていませんでしたが、ドラマの世界は「自我」や「自由意志」など深いものが描かれています。

ドラマ版はシーズン4の製作も決定していて、今度は新世界の物語になっていくはずです。

その新世界でどんなことが待っているのか。

今からシーズン4が楽しみです。