あのグレムリン達がさらにパワーアップして戻ってきた映画『グレムリン2 新・種・誕・生』。物語はもちろん劇中に隠された映画ネタも、前作よりもさらにおふざけモード満載になっていました。ここでは、映画ファンを喜ばせてくれる『グレムリン2 』の中の映画ネタを紹介します!
『グレムリン2 新・種・誕・生』作品情報
タイトル | グレムリン2 新・種・誕・生(Gremlins 2: The New Batch) |
監督 | ジョー・ダンテ |
公開 | 1990年8月3日 |
製作国 | アメリカ |
時間 | 1時間46分 |
\\今すぐ無料視聴//
[btn class=”big rich_yellow”]『グレムリン2 』を見る[/btn]
映画ネタ
前作の『グレムリン』と同じように続編の『グレムリン2 新・種・誕・生』の中にもたくさんの映画ネタが隠れています。
ランボー/怒りの脱出
ランボー:ファーストブラッド パートII (怒りの脱出) (字幕版)
映画の冒頭でギズモがテレビで見ていたのが、映画『ランボー/怒りの脱出』です。
この映画の中のランボーのセリフが、後半でギズモの背中を押すことになります。
そしてギズモはランボーの真似をしてグレムリンと戦うことになるのです。
吸盤男オクトマン
ビリーとケイトが働く会社クランプ・センターの中にあるテレビ局のホラー番組で放送されていたのは、映画『吸盤男オクトマン』というマニアックな映画でした。
ナビゲーターのフレッドは「タコ人間の逆襲」と言いながら映画を紹介していました。
カサブランカ
CCN映画劇場で放送されると案内していたのは映画『カサブランカ』です。
ただし、カラーのハッピー・エンディング版となっていました。
『カサブランカ』のラストシーンは撮影段階で、ヒロインが2人の男性のどちらと結ばれるか決まっていなかったので、2パターンのエンディングが用意されていました。
『グレムリン2 新・種・誕・生』でアナウンスされている『カサブランカ』は、あえてハッピー・エンディング版と言っているので、みんなの知っている『カサブランカ』とは違うもう1つエンディングの物語なのかもしれません。
バットマン
コウモリの遺伝子を飲んだことで翼が生え飛べるようになったグレムリンは、クランプ・センターの
窓を突き破って外に飛び出していきます。
その割れた窓の形は映画『バットマン』でお馴染みの形になっていました。
原子怪獣現わる
グレムリンが大量に発生するクランプ・センターの中で、2匹のグレムリンが見ていたのは映画『原子怪獣現わる』です。
人間が原始怪獣に食べられるシーンを見ながらグレムリンは、大笑いしていました。
ニューヨーク・ニューヨーク
『グレムリン2 新・種・誕・生』の最後で、外に出るためにクランプ・センターのロビーに集合した大量のグレムリン。
そこでリーダー的なブレイン・グレムリンは、ミュージカル映画『ニューヨーク・ニューヨーク 』の有名な歌を歌い始めます。
ニューヨークの街に出ることが楽しみなグレムリン達は、この歌とともにかなり盛り上がっていました。
ちなみにこのシーンには『オペラ座の怪人』のパロディもありました。
映画『グレムリン』の小ネタ
たくさんの映画ネタが詰まった『グレムリン2 新・種・誕・生』ですが、前作『グレムリ』からのネタも用意されていました。
グレムリン
CCN局で放送されている番組『ムービー・ポリス』。
そこで取り上げらていたのは再リリースされた『グレムリン』でした。
評論家が「ブスで根性ワルの小悪魔が人を襲うのがどこが楽しいのか?」と批評していると、背後からグレムリンに襲われてしまいました。
ボディ・スナッチャー/恐怖の街
前作『グレムリン』でグレムリンとビリーが寝ながら見ていた映画『ボディ・スナッチャー/恐怖の街』。
遺伝子研究所の博士が持っていたのは、その『ボディ・スナッチャー/恐怖の街』に登場する巨大な豆のサヤでした。
素晴らしき哉、人生!
前作『グレムリン』では、ビリーの母親が見ていたクリスマスの定番映画『素晴らしき哉、人生!』。
続編ではクランプ・センターの会長クランプの部屋のモニターに映っていました。
まとめ
前作よりも色んな意味でパーアップし、映画という概念さえも壊してしまう内容になっていたのが『グレムリン2 新・種・誕・生』です。
物語は驚きの展開になりますが、映画ファンや『グレムリン』ファンを楽しませてくれる内容は、のまま引き継がれていました。
前作同様ジョー・ダンテらしい皮肉と映画愛が詰まっているのが映画『グレムリン2 新・種・誕・生』でした。