映画好きのトトと映写技師のアルフレードの交流を描いた映画『ニュー・シネマ・パラダイス』。子供の頃に映画に興味を持ち多くの時間を映写室で過ごすようになったトトは、たくさんの映画と共に成長して行きました。ここではそんなトトの人生を彩った数々の名作を紹介しています。
『ニュー・シネマ・パラダイス』作品情報
タイトル | ニュー・シネマ・パラダイス(Nuovo Cinema Paradiso) |
監督 | ジュゼッペ・トルナトーレ |
公開 | 1989年12月16日 |
製作国 | イタリア/フランス |
時間 | 2時間04分(インターナショナル版) |
[box class=”red_box” title=”アカデミー賞受賞”]外国語映画賞[/box]
\\今すぐ無料視聴//
[btn class=”big rich_yellow”]『ニュー・シネマ・パラダイス』を見る[/btn]
トトの成長を彩った映画作品
映画が好きでアルフレードの仕事に興味を持ったトトは、たくさんの時間を映画館・映写室で過ごすことになります。
『ニュー・シネマ・パラダイス』の中にはたくさんの映画が登場しますが、トトの人生の転換期に上映されていた映画を取り上げてみました。
「どん底」
神父が検閲しキスシーンをチェックしていたのが映画『どん底』です。
トトはこっそりこの状況を盗み見していて、キスシーンで神父がベルを鳴らすのを楽しそうにみていました。
この後トトは映写室でアルフレードと話をしますが、アルフレードに「帰りなさい」と追い返されていました。
駅馬車
予告編で流れていたのが、ジョン・ウェインの映画『駅馬車』で、不屈の名作とアナウンスされていました。
トトをはじめ子供たちは、この予告編だけで盛り上がっていました。
揺れる大地
「駅馬車」の予告編の後に、始まった映画は『揺れる大地』。
イタリアの映画監督ルキノ・ヴィスコンティの作品ですが、「イタリア語は、シチリア島民の言葉ではない」と字幕がついていて、映画を見ていたシチリアの人達は字幕の内容が分かっていませんでした。
ノックアウト
2本立ての2本目の作品はチャップリンの短編『ノックアウト』。
トトは笑いながら映画を見ていましたが、映画の帰りに母親に怒られることになってしまいます。
それを助けてくれたのがアルフレードで、2人の間に絆が生まれた瞬間でもありました。
無法者の掟
トトがアルフレードに教えてもらいながら上映した初めての映画は『無法者の掟』。
ここからトトは映写室でアルフレードとたくさんの映画と共に過ごすことになります。
ヴィッジュの消防士たち
大人気で映画館に入れないための人に、アルフレードが外の壁を使って上映したのが『ヴィッジュの消防士たち』。
観客たちは大喜びしますが、この上映中に事故が起きアルフレードは大火傷を負ってしまいました。
アンナ
新しくオープンした「ニュー・シネマ・パラダイス」で、最初に上映された映画が『アンナ』。
トトはアルフレードの代わりに映画技師として働きはじめました。
キスシーンも上映されて観客が大喜びでの映画でした。
Catene
「ニュー・シネマ・パラダイス」の中では『絆』と訳されていた映画。
大人気の映画で大人はみんな涙を流しながら観ていて、アルフレードも奥さんに説明してもらいながら映画を鑑賞していました。
一方、トトは少年から青年になり、映写技師としてしっかり働いていました。
サン・フレディアーノの娘たち
屋外で上映されていた映画は『サン・フレディアーノの娘たち』。
ボートの上から見ている人もたくさんいました。
ユリシーズ
ユリシーズ 【HDリマスター版】不屈の男カーク・ダグラス 祝100歳記念! 初DVD化! !
こちらも屋外で上映されていた『ユリシーズ』。
トトはエレナが引っ越してしまい落ち込んでいましたが、エレナは彼の元に会いに来てくれました。
しかし、この後トトはエレナと会うことなく兵役に向かいます。
そしてその後トトはアルフレードの教え通り村から出ていくことになるのです。
まとめ
映画好きだった少年の成長を映画と共に描いた『ニュー・シネマ・パラダイス』。
トトの成長と共にあった映画をまとめてみました。
これらの映画を見ると、戦後シチリアで過ごした1人の少年トトが成長していく過程に少しだけ触れることができるかもしれません。
\\今すぐ無料視聴//