シリーズ5作目となる映画『007は二度死ぬ』の舞台は日本。
ジェームズ・ボンドが日本でスペクターの基地を見つけるために奮闘する物語です。
映画の前半でボンドが潜り込んだオーサト化学のロケ地は、ホテルニューオータニでした。
そこで映画『007は二度死ぬ』の撮影が行われたホテルニューオータニに行ってきました。
『007は二度死ぬ』作品情報
タイトル | 007は二度死ぬ(You Only Live Twice) |
監督 | ルイス・ギルバート |
公開 | 1967年6月17日 |
製作国 | イギリス |
時間 | 1時間57分 |
\\今すぐ無料視聴//
[btn class=”big rich_yellow”]『007は二度死ぬ』をみる[/btn]
ホテルニューオータニ
東京にやってきたボンドが、敵になりすまし潜入したのはオーサト化学でしたが、そのロケ地はホテルニューオータニでした。
撮影前にロケハンにやってきた美術監督のケン・アダムがホテルニューオータニの形を気に入り、監督を説得してホテルニューオータニをオーサト化学にしました。
映画『007は二度死ぬ』が公開されたのは1967年であれから50年以上経っていますが、現在もホテルニューオータニは健在で、オーサト化学として使用された外観は当時のままです。
実はホテルニューオータニが『007は二度死ぬ』で使用されたのはその外観だけでなく、美しい庭園もロケ地になっています。
東京にやってきたジェームズ・ボンドは、まず仲間のヘンダーソンに会いに行きます。
しかし、彼はボンドと会話中に何者かによって殺されてしまいました。
ボンドは外に出てヘンダーソンを殺した相手を追いかけます。
このシーンが撮影されたのはホテルニューオータニの庭園でした。
↑この写真の右側の石の横に敵の車が止まっていて、敵になりすましたボンドは車に乗り込んでいます。
映画の後半では、丹波哲郎扮するタイガー田中が忍者の訓練を行っていますが、この訓練は姫路城で撮影が行われました。
しかし一部はホテルニューオータニの庭園で撮影が行われていました。
太鼓橋や春日灯籠の前で忍者の訓練を行うジェームズ・ボンドの姿を、映画『007は二度死ぬ』の中で見ることができます。
その太鼓橋や春日灯籠は今でもホテルニューオータニの庭園に残されています。
50年の月日を重ね庭園の中は少しずつ変化してきましたが、今でも映画の面影を感じることができるようになっていました。
ヴェスパー・マティーニフェア
聖地巡礼でホテルニューオータニを訪れた時、ちょうどホテルニューオータニでは『ヴェスパー・マティーニフェア』が開催されていました。
ボンドも愛した “あのマティーニ”を、007の聖地であるホテルニューオータニで味わおうというイベントです。(2021年12月31日まで)
ボンドが愛したマティーニとは、ボンドガールの名前をつけたヴェスパー・マティーニ。
これは映画『007 カジノ・ロワイヤル』の中で登場します。
[box class=”yellow_box” title=””]ジン 3
ウォッカ 1
キナ・リレ 1/2
レモン・ピールのスライス[/box]
強めのマティーニをホテルニューオータニのラウンジで味わってきました。
007の聖地で味わうジェームズ・ボンドが愛するお酒。
007の世界に浸れる至福の時間を過ごすことができました。
まとめ
映画『007は二度死ぬ』の聖地巡礼で訪れたホテルニューオータニ。
ホテルの外観や美しい庭園は、映画の世界に足を踏み込んだ気持ちにさせてくれます。
また、ホテルニューオータニ行われていたヴェスパー・マティーニフェアで味わったボンドのマティーニ。
それは体の内側から007の世界を堪能することができる素敵な時間でした。