映画『ビーボ』どんな時も人を繋ぐのはやっぱり音楽だよね!

ハバナでおじいさんと楽しく音楽を奏でるキンカジューのビーボ。しかしおじいさんは亡くなってしまいました。孤独になってしまったビーボは、おじいさんのやり残したことを叶えるために、マイアミへ。安全で小さな世界から出たことなかったビーボを待ち受けていたのは、危険で壮大な冒険でした。

目次

『ビーボ』作品情報

タイトル ビーボ (Vivo)
監督 カーク・デミッコ
公開 2021年8月6日
製作国 アメリカ
時間 1時間35分

Rotten Tomatoes

あらすじ

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『ビーボ』は、勇気を出して踏み出すこと、思いがけない友情から生まれる絆、そして音楽の力が新しい世界を切り開くと信じることを描いた心おどる物語。

(出典:https://www.youtube.com/watch?v=lFLf-Us5YNY)

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キンカジューのビーボ

アライグマ科キンカジュー

動物保護活動を行うガールスカウトのベッキーによると、南米の希少動物で別名はハニーベアと呼ばれているようです。

そんなキンカジューのビーボは、子供の頃に荷物の中におち、気がついたら見知らぬ街ハバナにいました。

空腹で怯えるビーボを助けたのは、音楽大好きのアンドレス。
それ以来アンドレスとビーボは、ともに音楽を奏でながらハバナで楽しい暮らしを送っていました。
(ビーボと名付けたもアンドレスでした)

しかし、ある時アンドレスは亡くなってしまいビーボは孤独なってしまいます。

しかも、愛する人のためにマイアミに向かうおとしていたアンドレスに対して、ビーボは外に出るのを怖がってしまい、アンドレスがマイアミに向かうのを反対していました。

そんな時に亡くなってしまったアンドレス。

ビーボは自分を救ってくれたアンドレスのために、彼の叶えられなかった思いを伝えにマイアミに向かいます。

それはビーボにとっては初めて見る世界ばかり。

ハバナとは全く違う、知らない場所に向かうことになってしまったビーボですが、挫けそうな時には歌を歌いながら冒険を続けたのです。

そして彼はマイアミで新たな友人と出会い、共に困難に向かっていったのです。

 

 人を繋ぐ音楽

カリブ海に浮かぶキューバ。

南国独特の陽気な音楽を奏でるビーボとおじいさんは、その音楽で公園に集まった人を1つにします。

そんな音楽と共に育ったビーボは、マイアミに行っても音楽を忘れません。

おじいさんと共に歌った歌を思い出しながら、可fれのやり残した想いを伝えようと必死に走り漬けました。

そのビーボの相棒が女の子ギャビー。

友人と合わないことを理由に1人でいることを望むギャビーでしたが、彼女もまた音楽が大好き。
亡くなったお父さんと奏でた音楽を忘れずに大切にしています。

ビーボーは最初はガサツなギャビーを嫌がりますが、音楽が彼らを結びつけました

そしてビーボとギャビーは、今度は亡きアンドレスと彼が愛したマルタ・サンドバルを音楽で繋ごうとします。

アンドレスに音楽を教えてもらったビーボ。
お父さんに音楽を教えてもらったギャビー。

ビーボもギャビーも、自分に音楽の楽しさを教えてくれた人は、いなくなってしまいました。

それでも音楽が孤独な彼らを結びつけ、そしてその音楽で彼らは年月と距離を通り越して愛する2人を結びつけようとしたのです。

それはビーボとギャビーは音楽の素晴らしさを知っていたからです。

音楽があればどんなことも乗り越えられると、音楽の楽しさを体験していたからです。

改めて音楽の素晴らしさに気がついたビーボとギャビー。

今度は自分たちが、みんなに音楽の楽しさと美しさを伝えるために、外に出て歌い始めました。

もうそこには孤独なビーボも1人ぼっちのギャビーもいません。

楽しそうに歌う彼らの周りには、たくさんの人が笑顔で集まっていました。

陽気に踊っていました。

いつしか彼らにはたくさんの仲間とともにいたのです。

それはすべて音楽のおかげだったのです。

まとめ

小さな自分の世界を飛び出し、外の世界に冒険に出たビーボとギャビー。

そんな1匹と1人の少女の物語が「ビーボ」です。

怖くても寂しくても楽しい歌を歌って困難を乗りきるビーボたち。

彼らは音楽によって繋がり、そしてその音楽で仲間を増やしていったのです。

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