女友達には慕われ男子学生にとってはアイドルのエル。綺麗なブロンドをなびかせ大学ではファッションビジネスを学び、社交クラブでは会長を務めるほど充実な大学生活を送っています。しかしある日、彼氏にふられてしまいます。その理由は「ブロンドだから」。エルは彼氏に認めてもらうために、ハーバードのロースクールに入学することを決意したのです。
『キューティ・ブロンド』作品情報
タイトル | キューティ・ブロンド (Legally Blonde) |
監督 | ロバート・ルケティック |
公開 | 2002年4月27日 |
製作国 | アメリカ |
時間 | 1時間36分 |
Rotten Tomatoes
あらすじ
(引用:MIHOシネマ)
ブロンドヘアー
誰もがうらやむ綺麗なブロンドヘア。
大学でファッションビジネスを学ぶエルは、家も裕福で何も不自由することなく自由な暮らしを送っています。
社交クラブでは会長を務めクラブの学生達には慕われていて人気者です。
もちろん男子学生にとってはアイドル的存在。
ただし友人と楽しくワイワイするエルの姿は、そのブロンドヘアからか「おばか」に見られがちです。
でもエルはお馬鹿な大学生ではありません。
彼女は成績優秀なんです。
去年のものを高く売りつけてくる店員を一括してしまいます。
そんなエルですが、彼氏からはブロンドだからというとんでもない理由で振られてしまいました。
さらにロースクールでは教授が肉体目的で近づいてきます。
ブロンドヘアに憧れる女の子も多いですが、ブロンドヘアの人にはブロンドヘアの人なりの悩みがあったのです。
人から見下されがちなブロンドヘアのエル。
しかし彼女は自分を信じ、様々な障害に立ち向かいます。
最初は彼氏に認めてもらうはずだったエルですが、気がつけば本気で弁護士になりたいと思うようになっていたのです。
人からどう思われようとエルは自分を信じて走り続けます。
そして彼女は自分の夢をその手でつかみ取ったのです。
情熱と信念
振られた彼氏のためにハーバードのロースクールを目指したエル。
もともと頭の良かった彼女は頑張って勉強して法学部検定試験に合格します。
そして大学に入学論文のビデオを送りました。
理由は彼氏のためですが、彼女の情熱が大学の教授を動かしなんとロースクールに入学できました。
さらに元彼に「君の頭じゃムリだ」と馬鹿にされると、「私にだってやれる」という決意とともに必死で勉強し始めます。
その熱意が彼女を本気にさせ、エルの成績はメキメキ上がり始めます。
そしてやがて彼女は本気で弁護士になりたいと思うようになったのです。
彼女はどんな状況になっても自分の信念を曲げません。
ほとんどの人が有罪だと思っていても、エルは無実だと信じてブルックの弁護に当たりました。
そこには彼女の優しさがありました。
ポーレットのために犬を取り返してあげたり、モテない男子学生のために人肌脱いであげたり。
彼女は誰にでも優しく、人を見た目で判断したり差別しません。
だから彼女はみんなに慕われ、好かれているのです。
エルはブルックとの約束を守り誰にも彼女のアリバイを言いません。
教授に怒られても最後までブルックとの約束を守り裏切りませんでした。
彼女は最後まで相手を信頼し続けました。
そんなエルの行動が彼女の道を切り開いたのです。
人を信じ自分を信じたエル。
彼女は自分の力で夢を叶えたのです。
まとめ
小柄でブロンドで可愛いエル。
しかし彼女は誰よりも強い情熱を信念の持ち主でした。
そして誰よりも優しい彼女はどんな壁も突き破り自分の未来を手に入れいました。
エルの可愛い世界観を堪能できるキューティ・ブロンド』は、夢に突き進む女の子を応援する映画でもあるのです。