映画『ボディ・スナッチャー/恐怖の街』複製されて全ての感情を失った住民達


突然、街の人たちに異変が起こりみんな別人のようになってしまった!医者のマイルズはある日街に起こった異変に気がつく。しかし彼は何が起きているのかは具体的には分かりらない。周囲の人たちに相談しながら事実を突き止めようとするが、彼が事実に気がついた時、町はすでに乗っ取られてしまっていたのだった。

『ボディ・スナッチャー/恐怖の街』作品情報


ボディ・スナッチャー/恐怖の街 [DVD]

タイトル ボディ・スナッチャー/恐怖の街(Invasion of the Body Snatchers)
監督 ドン・シーゲル
公開 1956年2月5日(アメリカ)
製作国 アメリカ
時間 1時間20分

Rotten Tomatoes

あらすじ

カリフォルニアのある街が、異星生物の侵略を受けた。

その生物は次々と人間の複製を造り上げ、本物と入れ換わっていく。

主人公はその事実を知り、恋人と共に街を脱出しようとするが……。

(出典:https://www.allcinema.net/cinema/21557)

豆のさやから作られる複製

医者のマイルズが学会から街に戻ってくると、どこか街の様子がいつもと違っていた。

賑やかだったお店は閉店し、子供が親から逃げている。
さらに「伯父さんがが別人」「お母さんがお母さんではない」と言う人まで現れた。

知り合いの精神科医は集団ヒステリーだというが、マイルズはどこか腑に落ちなかった。

それでも久しぶりに再会したベッキーに夢中になっていたマイルズだったが、彼は友人の家で指紋のない死体を見つける。

しかもベッキーに家にも彼女の複製が。

やっとマイルズは街中で大変なことが起きていることに気がついた。

しかし、その時すでに街はほぼ乗っ取られていた。

さらに自分の家でも豆のさやを発見するマイルズ。
そのさやから人間の複製が姿を見せたのだ。

しかもその複製は自分とそっくりだった。
寝ている間に奴らは人間を複製に変えてしまう。

恐怖を感じたマイルズはベッキーを連れて街から逃げ出そうとするが、このまちで複製になっていたのいのはマイルズとベッキーだけだった。

彼らは追ってから逃げるために、ただひたすら走り続けるしかなかったのだ。

単純明快な人生

マイルズの住む街サンタ・ミラを乗っ取ったのは、宇宙からやってきた地球外生命体だ。

彼らは何年間も宇宙を漂流してこの街にたどり着いた、宇宙種子だった。
宇宙種子はいかなる生命体にの転身し再生できる種子。

彼らはさやの中で育ち、人間が寝ている間に脳波から記憶や心を写し取り複製を作り上げる。

見た目は全く本人と変わらない複製。
しかし彼らの中には感情がない

愛も欲望も信仰もない。

それは悩みのない単純明快な人生だった。

生きるなら苦しみのない人生がいいと考える地球外生命体。
しかしそれは同時に、個性も奪ってしまうものだった。

感情をなくし心を失って生きるよりも、悩みがあっても人間らしく生きることを願い街から逃げ出す。

しかし宇宙種子の入ったさやはすでにサンタ・ミラの外にも運び出されていた。

マイルズはなんとか他の街の人にサンタ・ミラで起こった出来事を伝える。
彼はやっと安心することができたが、果たして街の外に運び出されてしまったさやを止めることができるのだろうか?

もし止められなければ、アメリカ全土は感情のない個性の無い人たちが暮らす国になってしまうのだ。


盗まれた街 (ハヤカワ文庫SF フ 2-2)

まとめ

ある日突然、街の人たちが別人になってしまう映画『ボディ・スナッチャー/恐怖の街』。

それは寝ている間に複製されてしまうという恐怖の物語でした。

複製された人間は感情を失い単純明快な人生を送ることになります。

しかしそれは喜びも愛も失ってしまうことになるのです。