映画『マイノリティ・リポート』自分の未来は自分のもの 未来は自分で決める


西暦2054年、殺人を予知するシステムプリコグによってワシントンは殺人が全くない世界になっていました。プリコグの予言によって犯罪予防局が殺人が起きる前に犯人を捕まえてしまう世界。しかしある日犯罪予知局で働くジョンが、殺人を犯すと予言されてしまったのです。果たしてジョンは本当に殺人を犯してしまうのでしょうか?ジョンの未来はどうなるのでしょうか?

『マイノリティ・リポート』作品情報


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タイトル マイノリティ・リポート(Minority Report)
監督 スティーヴン・スピルバーグ
公開 2002年12月7日
製作国 アメリカ
時間 2時間25分

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あらすじ

西暦2054年、ワシントンDC。

政府は膨大な凶悪犯罪を防ぐ策として、ある画期的な方法を開発し、大きな成果をあげていた。

それは、予知能力者を利用して凶悪犯罪が起こる前に犯人を逮捕してしまうというシステムであった。

このシステムのお陰でワシントンDCの犯罪件数は激減、将来的にはアメリカ全土で採用されるべく準備が整えられていた。

そんなある日、このシステムを管理する犯罪予防局のチーフ、ジョン・アンダートンが“36時間後に見ず知らずの他人を殺害する”と予知され、告発されてしまう。

追う立場が一転して追われる立場になったジョンは、自らの容疑を晴らそうと奔走するのだが、彼は既に大きな陰謀に巻き込まれていたのだった……

(出典:http://www.foxjapan.com/minority-report)

予知システム プリコグ

麻薬患者の子供のDNAを研究していたハイネマン博士。
多くの子供が脳に障害があり子供達の平均寿命は12歳でした。

しかしその中で生き延びた子供はある能力を持っていることに博士は気がつきます。
彼らは夢の中で殺人の現場を見るのです。
しかもその殺人は実際に起こる殺人事件でした。

それに気がついた博士と犯罪予防局のラマー局長は、この子供達を使って犯罪を予知できるプリコグという装置を作ったのでした。
この装置に繋がれているのは3人の子供達。

・アガサ
・アーサー
・ダーシル

彼らの脳をモニターしそれを犯罪予防局の捜査員達が解析し未然に犯罪を防いでいるのでした。

ハイネマン博士はこの装置は完璧だと言います。
しかし時々は異なった予知をするとも言いました。

3人の見るイメージはほとんどがない時ですが、たまに一致しないことがあるのです。
しかしそのたまに一致しない少数派の報告マイノリティ・レポートは破棄されることになっていたのです。

そしてこのシステムが完璧だということを装っていました。

本来ならば破棄されるマイノリティ・レポート。
しかしハイネマン博士はそのレポートをアガサの頭の中に保管していました。

自分が殺人を犯すと予知されたジョンは、自分の無実を証明するために自分のマイノリティ・レポートを探すことを決めたたのでした。

自分で決める未来

網膜捜査を掻い潜るために手術をし別人の目になったジョンは、危険を犯しながらプリコグが保管されている場所に向かいます。

そしてアガサを連れ出しますが、アガサの頭の中にはジョンのマイノリティ・レポートはありませんでした。
アガサもジョンが殺人を起こす予知夢を見ていたのです。

それでも自分は殺人を起こさないと考えるジョン。

彼は何が起きるのか確かめるために、リオ・クロウの部屋に向かいます。
彼はこの時初めてリオ・クロウと会うのですが、実はリオ・クロウは彼の息子を誘拐した男でした。

真実を知ったジョンはリオ・クロウに向かって銃を向けます。
この時アガサは「今なら自分の未来を変えられる」とジョンに言います。

怒りのあまりリオ・クロウに銃を向けたジョンでしたが、彼はリオ・クロウを殺しませんでした。
ジョンはリオ・クロウを逮捕することにしたのです。
ジョンは予知以外の道を選びました。

たとえ未来が分かったとしても、ジョンは自分の未来は自分のもので誰にも左右されないものだと確信したのです。

そして彼は自分の意思で自分の未来を変えようと決めたのでした。


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まとめ

予知により殺人がなくなるという未来を描いたSF映画『『マイノリティ・リポート』。

それは未来は誰のものでもなくて自分のものという強いメッセージが込められている映画でもありました。

もし誰から自分の未来を予知したとしても、それは自分の未来ではありません。

自分の未来は自分で作るもの。

それを私たちに伝えているのが映画『マイノリティ・リポート』でした。